国際電話のかけ方をケース別に紹介します。
ケース別とは、
- 「日本にいる人」から「海外にいる人」にかける場合
- 「海外にいる人」から「海外にいる人」にかける場合
- 「海外にいる人」から「日本にいる人」にかける場合
です。
相手が、
- 日本の携帯電話会社(Docomo/Softbank/auなど)のSIMカードを挿しているか
- 現地の携帯電話会社のSIMカードを挿しているか
によっても対応が異なります。
以下のような旅行例に即しつつ、紹介しますね。
- Aは、B君、C君と一緒に韓国旅行をする。B君、C君は先に現地入りしている。
- Aは、NTT DocomoのSIMカードが入ったiPhoneをそのまま使っている。
- B君も、NTT DocomoのSIMカードが入ったiPhoneをそのまま使っている。
電話番号は、080-AAAA-BBBB。 - C君は、SIMフリーのiPhoneに現地の携帯電話会社のSIMカードを挿して使っている。
電話番号は、02-XXXX-YYYY。
まず、以下のルールを頭に入れておきましょう。
「+」「相手先の国番号」「相手先の電話番号(一般電話/携帯電話)※」
※電話番号が0から始まる場合は0を除く
では、ケース別に見ていきます。
「日本にいる人」から「海外にいる人」にかける場合
まず、「日本にいる人」から「海外にいる人」にかけるケースを考えます。
この場合、以下の3つのパターンとなります。
海外の固定電話・携帯電話にかける
平昌オリンピック直前の韓国2泊3日旅行。
2泊目は、ウェスティン朝鮮ソウルに泊まることにしました。
その日の晩飯は、ウェスティン朝鮮ソウル20階にある「SUSHI CHO」で食べたいと思い、「SUSHI CHO」に予約の電話をすることにしました。
上はホテルの公式ページです。
電話番号:(82)(2) 317 0373
とありますね。
国際電話のルールは、
「+」「相手先の国番号」「相手先の電話番号(一般電話/携帯電話)※」
※電話番号が0から始まる場合は0を除く
でしたね。
「82」が韓国の国番号です。
日本からこの番号にかける場合は、
+82-2-317-0373
とかければ通じます。
「+」は「0」を長押しすると出てきますよ。
ちなみに、通話料は、57円/30秒(平日8:00-19:00)、49円/30秒(平日19:00-8:00、土日祝終日)です。
日本の携帯電話会社のSIMカードが入った携帯電話へかける
友達のB君は先に現地入りしています。
B君は、NTT DocomoのSIMカードの入った携帯電話をそのまま使っていて、電話番号は、080-AAAA-BBBBです。
日本から海外にいるB君の携帯電話にかける場合は、国内通話と同様に、
080-AAAA-BBBB
をダイヤルするだけです。
もし、A君が「カケホーダイライトプラン」「カケホーダイプラン」などのかけ放題プランに入っていれば、その対象となります。
(渡航先のSIMカードを入れた)携帯電話へかける
友達のC君も先に現地入りしています。
C君は、SIMフリーのiPhoneに現地の携帯電話会社のSIMカードを入れていて、電話番号は、02-XXXX-YYYYです。
日本から海外のC君の携帯電話にかける場合は、海外の固定電話・携帯電話にかけると同じです。
+82-2-XXXX-YYYY
とかければ通じます。
通話料は、57円/30秒(平日8:00-19:00)、49円/30秒(平日19:00-8:00、土日祝終日)です。
「海外にいる人」から「海外にいる人」にかける場合
次に「海外にいる人」から「海外にいる人」にかけるケースを考えます。
この場合も以下の3つのパターンに別れます。
海外の固定電話・携帯電話にかける
韓国滞在中、「SUSHI CHO」に電話をかけて、開始時間を遅らせてもらうケースを考えます。
この場合は、相手の電話番号をそのままプッシュします。
電話番号:(82)(2) 317 0373
この場合、国番号「82」はダイヤルする必要がありません。
また、(2)というのは、市外局番「02」から0を除いてくれた表記です。
上のページは、日本人向けに作られたページですからね。
というわけで、
02-317-0373
とかければ通じます。
もしくは、
「+」「相手先の国番号」「相手先の電話番号(一般電話/携帯電話)※」
※電話番号が0から始まる場合は0を除く
というルール通りに、
+82-2-317-0373
でも通じます。
ちなみに、通話料は50円/分です。
日本の携帯電話会社のSIMカードが入った携帯電話へかける
「SUSHI CHO」の予約時間を変更したので、一緒に「SUCHI CHO」に行く友達B君に電話をかける必要が生じたとします。
B君は、NTT DocomoのSIMカードの入った携帯電話をそのまま使っていて、電話番号は、080-AAAA-BBBBです。
「+」「相手先の国番号」「相手先の電話番号(一般電話/携帯電話)※」
※電話番号が0から始まる場合は0を除く
というルールに従い、
+81-80-AAAA-BBBB
とかければ通じます。
「82」ではなくて「81」という点に注意してください。
「81」は日本の国番号です。
自分もB君も韓国に滞在していますが、NTT DocomoのSIMカードの入った携帯電話にかけるために、国際電話と同じルールに従う必要があります。
通話料は、125円/分です。着信する側にも、着信料として、70円/分かかります。
(渡航先のSIMカードを入れた)携帯電話へかける
「SUSHI CHO」の予約時間を変更したので、一緒に「SUCHI CHO」に行く友達C君に電話をかける必要が生じたとします。
C君は、現地の携帯電話会社のSIMカードを携帯電話に挿していて、電話番号は、02-XXXX-YYYYです。
この場合は、渡航先の固定電話・携帯電話にかけると同じです。
02-XXXX-YYYY
とダイヤルすれば繋がります。
通話料は50円/分です。
「海外にいる人」から「日本にいる人」にかける場合
B君は一足先に帰国。
Aが韓国から、日本にいるB君の携帯電話に電話をかけるとします。B君の電話番号は、080-AAAA-BBBBです。
「+」「相手先の国番号」「相手先の電話番号(一般電話/携帯電話)※」
※電話番号が0から始まる場合は0を除く
というルールに従い、
+81-80-AAAA-BBBB
とかければ通じます。
「81」は日本の国番号です。
韓国にいるAから、B君の(NTT DocomoのSIMカードの入った)携帯電話に書ける場合、B君が韓国にいようと日本にいようと、かけ方は同じなんですね。
通話料は、125円/分です。着信する側にも、着信料として、70円/分かかります。
B君が「カケホーダイライトプラン」「カケホーダイプラン」などのかけ放題プランに入っている場合は、B君からAに電話してもらった方がいいですね。