SuicaチャージでANAマイルを貯められるクレジットカード一覧を紹介します。
対象となるカードは多くありますが、ANA Visa Suicaカードとその他で利用方法がかなり異なります。
簡単に言うと、ANA Visa Suicaカードだけが「Suicaオートチャージ」「モバイルSuicaオートチャージ」が可能。「オート(自動)」ってところが重要です。そして、「モバイルSuica年会費が無料」。
その他のカードは、「手動」で「モバイルSuicaチャージ」は可能なものの、「Suicaオートチャージ」「モバイルSuicaオートチャージ」は不可能で、「モバイルSuica年会費も有料」です。
Suicaは「オートチャージ」を使ってこそ、その便利さが実感できるので、ANA Visa Suicaカードがおすすめです。
以下で、そのANA VISA Suicaカードの入会ボーナスマイルが「通常より500マイル多くなる」方法も紹介しています。あまり知られていない方法です。
目次
Suicaオートチャージが可能でANAマイルを貯められるANA Visa Suicaカード
ANA Visa Suicaカードは、三井住友カードが東日本旅客鉄道、ANAと提携して発行しているクレジットカード。
年会費は初年度無料で、2年目以降は2,000円(税抜)。
ANA Visa SuicaカードはSuica機能一体型です。
「Suicaオートチャージ可能」「モバイルSuicaオートチャージ可能」な点が最大の特徴です。
カードに内蔵されているSuica部分にオートチャージでき、Suicaオートチャージ金額に対しても1,000円につき1ポイントのワールドプレゼントのポイントが貯まります。
1ポイントは5マイル or 10マイル相当です。
また、Apple Pay対応のiPhone、おサイフケータイ対応のAndroid端末の「Suicaアプリ」に登録して、「モバイルSuicaオートチャージ」ができます。
ANA Visa Suicaカードを「Suicaアプリ」に登録する場合は、モバイルSuica年会費(1,000円[税抜])が無料となります。もちろん、モバイルSuicaのオートチャージでも同様にポイントが貯まります。
ワールドプレゼントのポイントは、下表のように、「5マイルコース/1ポイント=5ANAマイル」「10マイルコース/1ポイント=10ANAマイル」のいずれかで交換できます。
ANA Visa SuicaカードでSuicaチャージ/Suicaオートチャージした時のANAマイル還元率は、1,000円=1ポイント=5マイル/10マイルということですので、0.5%/1.0%ということになります。
10マイルコースにした方がもちろんANAマイル還元率は高くなりますが、10マイルコースの登録には年間6,000円[税別]もかかります。
毎年沢山のポイントを貯めてANAマイルに交換する人は10マイルコースを継続すればよいでしょうが、そうでもない人は2年か3年に1度、10マイルコースに登録して、翌年は解約するといいと思います。
コース | 10マイルコース | 5マイルコース |
---|---|---|
交換レート | 1ポイント=10マイル | 1ポイント=5マイル |
ポイント移行単位 | 1ポイント以上1ポイント単位 | |
移行上限 | なし | |
移行方式 | 応募方式、または、自動移行方式 | |
移行所要時間 | 応募方式:約1週間 自動移行方式:登録までに約1~2ヶ月 |
|
移行手数料 | 6,000円(税抜)/年度ごと(4/16~翌年3/31) | 無料 |
ANA VISA Suicaカードの入会ボーナスマイルを500マイルアップさせる方法
もし、「今回作るANA VISA Suicaカードがあなたが初めて作るANAカード」でしたら、ANA VISA Suicaカードを作る前に必ず「マイ友プログラム」に登録してください。これだけで入会ボーナスマイルが500マイルアップします。
「マイ友プログラム」は、既にANA VISA Suicaカードに入会している会員に「紹介」を受けて、ANA VISA Suicaカードに新規入会すると、入会ボーナスマイルが500マイルアップする制度です。
ANA VISA Suicaカード新規入会【前】に、以下の「申込者情報登録用URL」に、「紹介者情報」と「申込者情報」を登録しておくと、入会ボーナスマイルが500マイルアップします。
https://cam.ana.co.jp/psz/amcj/jsp/renew/anaCardIntro/anaCardRegist1.jsp
周りに、ANA VISA Suicaカード会員がおられない方は、よろしければ、私の「紹介者情報」をお使いください。
紹介番号 | 00007762 |
---|---|
カナ氏名 | サイトウ ジユン |
「マイ友プログラム」の詳細については記事をご覧ください。
以下のANA VISA Suicaカード新規入会キャンペーンの利用は、「マイ友プログラム」登録【後】に利用してください。
SuicaチャージでANAマイルを貯められるクレジットカード
以下で紹介するクレジットカードは、
- モバイルSuica
- Suicaインターネットサービス
のいずれかの方法で、Suicaチャージすることができ、Suicaチャージで「ANAマイルに交換できるポイント」を貯めることができます。
ただし、以下で紹介するクレジットカードをモバイルSuicaに登録する場合は、モバイルSuica年会費として1,000円[税抜]が必要になります。また、モバイルSuicaのオートチャージはできません。
モバイルSuicaオートチャージができないということは、残額が少なくなるたびにいちいちスマホアプリ上からSuicaチャージ手続きを行わなくてはいけないということです。たいへん面倒くさく、実用的ではありません。
また、Suicaインターネットサービスは、インターネットに接続されたパソコンと「FeliCaポート/パソリ」、携帯電話を用意して、チャージする方法です。こちらも同様に大変面倒くさくて、実用に耐えないと思います。
以下のクレジットカードでもSuicaチャージすることができ、「ANAのマイルに交換できるポイント」を貯めることができますが、一般的にはANA Visa Suicaカードをおすすめいたします。
楽天カードのSuicaチャージで「ANAマイルに移行できる楽天スーパーポイント」が貯まる
楽天カードは年会費永年無料。
楽天カードでSuicaチャージするには、先に紹介したように「モバイルSuica」を利用するか「Suicaインターネットサービス」を利用する必要があります。
楽天カードでSuicaチャージを行うと、月間のSuicaチャージ利用金額に対して、100円(税込)=1ポイントの割合で楽天スーパーポイントが貯まります。
楽天スーパーポイントは2ポイントでANAマイル1マイルに交換することができます。最低交換単位は50ポイントです。最低交換単位が小さいので、ちょっと貯まったら直ぐに交換できます。
楽天カードでSuicaチャージした際のANAマイル還元率は、100円=1ポイント=0.5マイルですから、0.5%。
楽天カードのSuicaチャージのANAマイル還元率0.5%は、ANA Visa Suicaカード(5マイルコース利用時)のANAマイル還元率と同率ですが、既に述べたように、Suicaチャージの使い勝手はANA Visa Suicaカードに軍配が上がります。
楽天カードの「国際ブランド選択」について注意事項を述べます。
Suicaチャージの場合、Visa、MasterCard、JCBいずれの国際ブランドを選んでも楽天スーパーポイントが貯まります。一方、nanacoチャージでポイントが貯まるのはJCBブランドの楽天カードだけです。
Suicaチャージでもnanacoチャージでもポイントを貯めたい欲張りなあなたは、特に国際ブランドにこだわりがないのなら、JCBブランドをおすすめします。
nanacoチャージでポイントが貯まるカードは楽天カード以外にもあります。以下のページをご覧ください。
なお、楽天カードは常時、新規入会キャンペーンを開催していますが、開催時期によってキャンペーンポイントは異なります。いつ楽天カードの入会キャンペーンに申し込むとお得なのか紹介しましたのでご覧ください。
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楽天ANAマイレージクラブカードのSuicaチャージで「ANAマイル」が貯まる
楽天ANAマイレージクラブカードは、「楽天カード」+「ANAマイレージクラブカード」のクレジットカードです。
年会費永年無料ではありませんが、実質無料です。年1回の利用で翌年無料。
楽天ANAマイレージクラブカードを使うと、楽天スーパーポイント(100円=1ポイント)ではなくANAマイル(200円=1マイル)が貯まります。
当然、モバイルSuicaチャージを行うと、200円(税込)=1マイルの割合でANAマイルが貯まります。
楽天スーパーポイントをANAマイルに交換する手間が省けるわけですね。
※楽天スーパーポイントからANAマイルへの交換には、「1日1回まで、1回1,000ポイントまで、月間20,000ポイントまで」という制限があります。
基本的なスペックは、楽天カードと全く同じです。
新規入会キャンペーンは、ANA楽パックのクーポンが貰える分、楽天カードより楽天ANAマイレージクラブカードがお得になっています。
楽天ANAマイレージクラブカード新規入会で、もれなく5,000ポイント+4,000円分クーポン!
Yahoo! JAPANカードのSuicaチャージで「ANAマイルに移行できるTポイント」が貯まる
Yahoo! JAPANカードも年会費永年無料。
「モバイルSuica」または「Suicaインターネットサービス」を利用して、Yahoo! JAPANカードでSuicaチャージを行うと、100円(税込)=1ポイントの割合でTポイントが貯まります。
Yahoo! JAPANカードの国際ブランドは、Visa、MasterCard、JCBの3種類から選択できますが、いずれの国際ブランドを選んでもSuicaチャージでTポイントを貯めることができます。
Tポイントは、500ポイント単位で、500ポイント=250マイルの移行レートでANAマイルに移行することができます。移行手数料は無料。
Yahoo! JAPANカードでSuicaチャージした時のANAマイル還元率は、100円=1Tポイント=0.5ANAマイルですから、0.5%。
Yahoo! JAPANカードも楽天カードに対抗して、ほぼ常に7,000ポイント程度のTポイントが貰える新規入会キャンペーンを行っています。是非活用してください。
Yahoo! JAPANカード入会+利用でもれなく10,000Tポイントプレゼント!
リーダーズカードのSuicaチャージで間接的に「ANAマイル」が貯まる
最後に紹介するのは、ちょっと変わったカードです。
リーダーズカードです。
リーダーズカードは、Jデポ還元率1.257%の高還元率カードとして知られています。
また、リーダーズカードはGポイント還元率1.257%のカードでもあります。
リーダーズカードを使うと、還元率1.257%でGポイントが貯まる・・・ということは、勘のいい人はお気づきでしょうが、「LINEポイントルート」に乗せられます。
「LINEポイントルート」とは、Gポイントなどの「ポイントサイト」のポイントを81%の換算率でANAマイルに移行できるルートです。
リーダーズカードを使って、Gポイントを貯めて、そのGポイントを「LINEポイントルート」に乗せると、ANAマイル還元率は1.018%になります。
そして、リーダーズカードはSuicaチャージでもポイントが貯まります。
つまり、リーダーズカードのSuicaチャージのANAマイル還元率は、1.018%という驚異的な数字になるのです。