JALで行く金沢1泊2日旅行 (1) ミシュラン掲載「レ・サヴール」「森しげ」編

[記事公開日]2016/06/24
[最終更新日]2016/10/27

今回はJALで行く金沢1泊2日の旅。

最近は特典旅行が多いが、今回は希望の便の特典航空券が取れなかったため普通に購入した。

費用は往復ともに「特便割引1」で合計26,880円。

今回が、有償での(=お金を出しての)今年JAL初搭乗であったため、JALカード毎年初回搭乗ボーナス2,000マイルとJGC会員ボーナス3,000マイルの合計5,000マイル手に入れることができた。

フライトマイルと合わせると5,455マイル。

2016年のJALカード毎年初回搭乗ボーナスとJGC会員ボーナス

JAL SKY NEXT機材のJAL185便(羽田-小松)の普通席

7:40に東京無線の羽田空港定額タクシーに乗車し、8:30頃、羽田空港第1ターミナルに到着。

おみやげを購入し、JGCカウンターに。

羽田空港第1ターミナルのJGCカウンター

スーツケースを預ける。隣が空いてる席に変更してもらおうと思ったが、あいにく満席だそうだ。

搭乗。

機材は167席のB738。

JAL SKY NEXT機材なので普通席でも前後のシートピッチが広く、快適。どうしても横幅は狭いけどね。

JAL185便のJAL SKY NEXTの普通席

事前にJALのアプリで富士山の位置を確認して、左側の席を取った。前回のANA751便は右側だった。

羽田-小松の富士山は左

東京ディズニーランド&シーが見えた。

飛行機から見た東京ディズニーリゾート

15分だけ機内Wi-Fiが無料で使えるらしいので繋いでみた。

Gogoのアカウントが必要だから、スムーズに接続したい人は事前にアカウントを取って、ID(メールアドレス)とパスワードを控えておくといいよ。

そのGogoのIDとパスワードを探していたら、肝心の富士山を見逃してしまった(笑)

昨年、「松本山雅戦&『白線流し』のロケ地めぐり」で訪れた松本市上空を通過したが、左側の座席からは市街地を見ることができなかった。

飛行機はずっとアルプス山脈の上を進み、金沢市が近づくと、左旋回。小松市を通り過ぎ、一旦洋上へ。そこからUターンして小松空港へ。

羽田-小松の飛行ルート1

羽田-小松の飛行ルート2

シャトルバスで小松空港から金沢駅へ

小松空港からは金沢駅(西口)行きのシャトルバスに乗る。料金は1,130円。

窓側席は取れなかった。バスは海岸沿いの自動車道を北上するのでで、左側の窓側席を取ると、日本海がよく見えるよ。

車内で昼飯場所を考える。つい最近ミシュラン石川が発表されたばかりだから、ミシュラン掲載店にしようと思い、ミシュランのWebサイトをチェックしていた。

金沢駅(西口)到着。天気良すぎ。

晴天の金沢駅西口

東口に移動して、また鼓門(つづみもん)を撮影。

金沢駅東口の鼓門

宿泊するダイワロイネットホテル金沢に寄り、荷物を預ける。

近くにあるミシュラン一つ星のフランチレストランに電話したら予約でいっぱいだった。それならと、駅から車で10分くらい離れてる「レ・サヴール(Les Saveurs)」というレストランに電話したら予約が取れた。

ホテル前までタクシーを呼び、その店へ向かう。

タクシー運転手は惣構(そうがまえ)の説明をしてれたり、地形の説明をしてくれたりと、「おもてなし」精神を遺憾なく発揮してくれるいい人だった。

金沢のミシュラン一つ星レストラン「レ・サヴール(Les Saveurs)」

予約したミシュラン一つ星レストラン「レ・サヴール(Les Saveurs)」。

なお、「レ・サヴール(Les Saveurs)」とは、フランス語で「味」「風味」という意味だそうだ。

レ・サヴール – 金沢市その他/フレンチ [食べログ]

金沢のレストラン・レ・サヴールの外観

入店したら、「電子機器の使用はご遠慮してください」的な掲示があった。マジか。

4,700円のBコースを注文。

店員さんに「旅行記のブログを書いているんですが、是非、料理の写真を掲載したいので撮影させてもらえないでしょうか?」と聞いてみたら、シャッター音なし、他のお客さんを写さないという条件でOKしてもらえた。

というわけで、少し性能の落ちるStageCameraPro(無音カメラ)を使用。

まず、グジェールというシュー生地の中になんとかチーズを練り込んだもの。

レ・サヴールのグジェール

パンとバター。

レ・サヴールのパンとバター

前菜。みずみずしいアカイカに新鮮なズッキーニ。ソースは薄味で素材の良さを全面に押し出してくる感じ。

レ・サヴールのアカイカとズッキーニ

かぼちゃのスープ。これも凄くあっさりサラッとしている。少し物足りなさを感じる。

レ・サヴールのカボチャのスープ

メインは輪島産のアラ。旨い。極太のアスパラは地物だそうだ。大味ではなく美味しい。

アラのポワレとアスパラ

王冠というグレープフルーツのジュレ。

オウカンのジュレ

エスプレッソ。

レ・サヴールのエスプレッソ

途中、シャンパン2杯と白ワイン1杯飲んだ。料金は7,200円だった。

そういえば、途中、予約無しで来店した人が、「ご予約のお客さまのみなんです」と言って断られていた。訪問10分前に電話で予約できた俺はラッキーだったのか(笑)

この後、珠姫(たまひめ/前田利常の正妻)の菩提寺である天徳院に行こうと思い、Google Mapsでルート確認。

直線距離は近いものの、天徳院は高台にあり、遠回りさせられるようだ。そして、どうもこの高台が、金沢について書いた文章でよく出てくる小立野台地(こだつのだいち)のようだ。

レ・サヴールから天徳院までの行き方

以下は、Google Earthで見た金沢中心市街地。レ・サヴールとその少し南の天徳院の場所わかるかな?スマホならピンチアウトで見えるはずです。

北に卯辰山(うたつやま)があり、浅野川を挟んで、小立野台地があり、その南に犀川(さいがわ)を挟んで、高台の寺町台があるという面白い地形。

Google Earthで見た金沢中心市街地

もっと視覚的にわかりやすい図が、金沢市の資料に載っていたので引用する。

金沢中心市街地の地形略図

ウェイトレスさんに「天徳院に行くにはだいぶ遠回りするんですね」と言ったら、シェフと近道はないか調べてくれたりした。

タクシーで行こうかとも考えたが、酔覚ましと腹ごなしにちょうどいいかと思い、歩いていくことにした。

店を出る時、シェフもウェイトレスさんも外まで見送ってくれた。シェフは、この辺が元々ぶどう畑だったことや、天徳院への行き方まで案内してくれた。ここでも素晴らしい「おもてなし」精神を感じた。

珠姫の菩提寺「天徳院」

レ・サヴールから天徳院に向かう。

急に崖になっている。

小立野台地

これは犀川からの用水なのだろうか。水がきれい。

犀川からの用水?

坂を登る。鶴間坂と言うんだそうだ。

小立野台地の鶴間坂

小立野台地から卯辰山方向を見る。

小立野台地から卯辰山

ここでUターン。

鶴間坂のUターン

坂の上にあった小立野小学校は、金沢らしいおしゃれな感じだった。

小立野小学校の外観

しかし、日差しが強くて日焼けしそう。。。

天徳院に到着。

天徳院は、元和9年(1623年)、前田家3代藩主・前田利常が妻である珠姫の菩提を弔うため開山した曹洞宗の寺院。

この山門は、元禄7年(1694年)建立当初の遺構とのことで、石川県の県指定文化財。

天徳院の山門

拝観へ。金沢駅を賑わせていた観光客も天徳院まで来ると一人もいない。

天徳院の拝観

拝観料は500円。財布の中を見たら1,000円もなくて焦った。

時刻は14:30。珠姫の生涯を表したからくり人形の上演が見たかったが、ちょうど上演が終わったばかりだった。残念。1日4回、10時、12時、14時、16時から行われるらしい。

係の人が珠姫の生涯や拝観案内をしてくれる。

内部は写真撮影禁止だった。

珠姫は、徳川秀忠と江(ごう)の間に生まれた娘で、3歳で前田利常に嫁いでいる。

珠姫が前田利常に嫁いだ経緯はこうである。この前田家と徳川家の危機はこの後訪れる内惣構にも関係している。

同年、前田家では藩祖利家が亡くなり、二代藩主利長公が加賀の国へ戻り藩政を治めていた。その間には、前田が徳川を討つという噂が流れ、将軍家康公は大変驚き軍勢を集めて前田を攻めようとした。この情勢を聞いた利長公はすぐに国家老を派遣して、前田家が徳川幕府に刃向かう計画は一切無いことを説明、その証としてやむなく利長公の母、お松の方(芳春院)を人質として江戸に送り代わりに珠姫を嗣子利常の嫁として受けることを約束した。

珠姫さま | 珠姫の寺 天徳院

珠姫は3男5女を育てた後、24歳の若さで亡くなったという。徳川様からの姫さまということで、厚く弔われ、天徳院の当初の敷地は40,000坪もあったらしい(現在は7,000坪)。兼六園が35,000坪というから相当だ。

ちなみに、前田利常は大阪冬の陣の真田丸の戦いで真田信繁と直接対決をしているので、今年の『真田丸』に登場するかもしれない。

おみやげ買いたかったけど、お金がないから買えない(笑)

天徳院には40分ほど滞在した。

外に出て、タクシー配車を頼む。

天徳院前に辰巳用水の案内があった。犀川上流から取水し、兼六園の庭園内に水を供給しているという。

辰巳用水の案内

辰巳用水の水路が、天徳院付近で不自然にジグザグしているのはかつての広大な天徳院の敷地を避けるためであったよう。

天徳院付近でジグザグする辰巳用水

内惣構の名残らしき高低差

この後、金沢城の内惣構(うちそうがまえ)を見に行くつもりだが、どこの内惣構を見に行くか決めずにタクシーに乗ってしまったので、とりあえず城方面に行ってと伝える。その前にコンビニに寄ってお金を下ろす。

ビューティーホクリクさんが内惣構マップを作ってくれている。それを参考に、大手町あたりで降ろしてもらった。

内惣構マップ

内惣構というのは、徳川家康から謀反の疑いをかけられた前田利長(前田家2代当主)が、高山右近に命じて造らせた堀と土塁のセットによる防御施設。その高低差が現在にも残っているという。

歩き始めの時点から既に内惣構の名残らしき高低差が。

内惣構の名残の高低差1

これも。

内惣構の名残の高低差2

これも。

内惣構の名残の高低差3

惣構の復元整備事業もあった。右が残っていた石垣、左が復元した石垣。

東内惣構枯木橋詰遺構

浅野川大橋方面へ。

たばこの吸える喫茶店「禁煙室」というのがあった。松江の「うどん屋のび太」の「座って食べられる立ち食いうどんの店」を思い出すね(笑)

たばこの吸える喫茶店「禁煙室」

浅野川大橋から上流方面。

浅野川大橋から上流方面

主計町散策~「暗がり坂」と「あかり坂」

浅野川沿いの主計町(かずえまち)という茶屋街へ。前回訪れたひがし茶屋街とは浅野川を挟んで反対側にある。ひがし茶屋街ほどは流行ってなくてひっそりとしている。すぐ右手は浅野川。

浅野川沿いの主計町茶屋街

主計町の端にも、西内惣構の復元整備事業が。

主計町の旧西内惣構の復元事業

主計町の狭い路地。

主計町の路地

これは「暗がり坂」。日中も日の当たらない暗い坂道なのでこう呼ばれているらしい。

暗がり坂

「暗がり坂」を登ってみると、久保市乙剣宮(くぼいちおとつるぎぐう)という神社の裏手に出た。主計町茶屋街に行く旦那衆は表通りから茶屋街に行くのを憚って、この神社の裏にある「暗がり坂」からこっそり通ったということらしい(笑)

暗がり坂の入口

さっき登った「暗がり坂」を上から。

暗がり坂を上から

「暗がり坂」とは反対に「あかり坂」という坂もあるらしいので行ってみる。

狭いんだよねぇ。防火のことを心配してしまう。

主計町茶屋街の狭い路地

「あかり坂」。命名は五木寛之とのこと。

あかり坂

坂の多い金沢。金沢の坂道マップというサイトまであった。

金沢フォーラスの「てもみん」でマッサージを受ける

時刻は16:50。

浅野川大橋の近くでタクシーを拾う。歩きすぎて、腰が痛い。金沢フォーラスのてもみんに電話して、予約を取った。

17:00過ぎにフォーラスに到着して、マッサージを受ける。

前回、ここでマッサージ受けた時、下手くそだなぁと思ったが、どうも、私がよく行っている「リラックス」や「もみーな」とはマッサージ方法が違うみたいだ。

「リラックス」や「もみーな」はツボをピンポイントで押すスタイル、「てもみん」は動かしてほぐすスタイル。

マッサージしてる最中、寝そうになった。

ダイワロイネットホテル金沢の禁煙スタンダードシングル

18時前にようやくダイワロイネットホテル金沢にチェックイン。

部屋タイプは「禁煙スタンダードシングル」。部屋の広さは18.2平米。ベッド幅140cm。

ダイワロイネットホテル金沢の禁煙スタンダードシングル(窓側)

ダイワロイネットホテル金沢の禁煙スタンダードシングル(ベッド側)

ダイワロイネットホテル金沢の禁煙スタンダードシングル(ユニットバス)

眠いよ。もっと万全な体調で寿司食べたいよ。

金沢・片町の「森しげ」

晩飯は19時から予約している。

タクシーを手配してもらって、片町の「森しげ」へ。こちらも星は付かないもののミシュラン掲載店。

森しげ – 野町/寿司 [食べログ]

金沢の森しげの外観

カウンターは我々の予約席を除いてほぼ埋まっている。一緒に食べるなおさんは20時過ぎに到着予定。

実は前回指名した女の子と同伴予定だったのだが、前日、その子に連絡したら「えっ、今日じゃないんですか?(><)」と。1日間違えてて、今日は仕事で来れないらしい。こんなことは私の同伴史上初めてのことだ(爆笑)

なかなか予約が取りづらい金沢の寿司屋。直前にキャンセルは申し訳なくてできない。そのポカをした女の子のピンチヒッターをお願いするため、なおさんに恥を忍んで連絡。

こんな変な誘い且つ直前の誘いなのになおさんはOKしてくれた。ありがたやありがたや。

ビールとホタルイカの酢味噌で乾杯。ツマミが3品出た後、焼き物が出て、その後握りという流れと大将が教えてくれた。

森しげのホタルイカの酢味噌

ヒラメの昆布締め。

森しげのヒラメの昆布締め

ゆっくり目の提供でお願いしたが、思いの外ゆっくりだったので、普通のペースに変えてもらった。

タコ。

森しげのタコ

しめさば。基本4切れずつ出る。一つのネタの量が多すぎるかなと思った。少量多品種食べたい。

森しげのしめ鯖

焼き物はふぐの白子の松前焼きだった。ねっとりクリーミー。

森しげのふぐの白子の焼き物

日本酒はお任せして、池月(いけづき)という金沢の日本酒を頂いた。

池月

握りに。シャリの量少なめでお願いした。のどぐろの握り。これは旨いね。

森しげののどぐろの握り

シマエビ。

森しげのシマエビの握り

茶碗蒸し。

森しげの茶碗蒸し

ここでなおさん登場。

男ばかりの店内に女性登場で皆の視線を浴びていた。

大将に21:20には店を出なきゃいけないと伝えて、なおさんの分はスピーディーな提供をお願いした。

今日来てくれたことをまずは感謝。2ヶ月前、約15分位しか話してない間柄だが、普通に話せるのが不思議。

19時に小松空港の方で仕事が終わり、車を飛ばしてきてくれたらしい。いやはやありがたい。

私はある程度食べているが、なおさんは何も食べていない。なおさん食べてる間は、邪魔しないように黙っていた(笑)

中トロ。シマエビの尻尾残っててすみません(笑)

森しげの中トロの握り

コハダ。

森しげのコハダの握り

イカ。

森しげのイカの握り

マグロのづけ。

森しげのマグロのづけの握り

日本酒2本目は竹葉(ちくは)。こっちのほうが池月よりスッキリしてるかな。

なおさんにも白子の松前焼きが提供されたが、白子好きと言ってて、さすが北陸娘と思った。

一人の酔客を除き、他に誰もお客さんいなくなったら、大将も私たちの会話に入ってきてくれた。なおさんは榮倉奈々に似てると思うのだが、大将は元AKBの誰かに似てると言ってた。誰だったんだろう(笑)

金沢は人口に比していい寿司屋が多い。それは加賀前田家の文化政策に依るところが大きいんですかねーと言ったら、大将はその通りと言っていた。ちなみに、大将は宮崎出身で大阪で修行したらしい。

客の比率を聞いたら、地元の客と観光客でだいたい半分くらいと言っていた。

予定の退出時間が迫ってきたが、ここに長居しても大丈夫なことになったので更に長居。大将には急がせてしまって申し訳なかった。

鯖の棒鮨。

森しげの棒鮨

大好き、シロエビさん。

森しげの白海老の握り

アナゴのタレ。

森しげのアナゴのタレの握り

最後に今日美味しかったのどぐろ、シロエビ、イカをツマミで。はぁ、幸せ。

森しげののどぐろ、しろえび、いか

お土産にまた鉄火巻きを。あの店での私の名前、鉄火巻きだからね(笑)

大将も女将さんもいい感じの人だった。これは流行るなと思った。

22:30頃、店を出る。

片町繁華街を歩く。雰囲気的には人の少ない札幌すすきのみたいな感じ。

金沢の片町繁華街

店に入ると、前回VIPルームで対応してくれたボーイさんが。覚えてくれてて嬉しい。

赤いドレスに着替えたなおさん、美人度が増した。

意外になおさん、史跡が好きとか。どういうタイプが好きとかどういうタイプに好まれるとか、色々話した。

なおさん、お酒全く飲まないけど、終始、話題作りしてくれたり気が利く。

26時近くまで飲んだ。

帰りに近くにラーメン屋があったので寄った。「らーめんカフェ」って書いてあってなんか嫌な予感がした。予感的中。洋風なラーメンでイマイチだった。

金沢の壺水天の外観

金沢の壺水天のラーメン

食べてたら、さっきの店のボーイ2人もやってきて、おつかれー、と。

深夜3時。タクシーと代行の車が数珠つなぎ。

片町のタクシーと代行の列

ホテルへ帰る。ベッドに横になったらいつの間にか寝ていた。

翌日の旅行記もぜひご覧ください。

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