語学留学

2カ国留学(フィリピン・オーストラリア)体験談

こんにちは、さきな(→プロフィール)です。

2カ国留学(フィリピン・オーストラリア)体験を紹介します。

内定を蹴ってまで、留学を決意したきっかけ

大学生の時に就職活動しているなかで、自己分析をして、自分と見つめあう時間が増えて、自分が何をしてどんなふうに生きていきたいのかって考える時間ができたところから始まりました。

自分に利益がある会社だったり、自分自身の欲を満たす会社。例えば、自分自身綺麗になれて興味ある美容業界を受けてみたり、アパレル業界を見たり。でも、自分は自分の為に生きる生き方でいいの?って思って悩んでました。

(今考えるとそれは安易な考えだったのかなとも思います!(笑)立派なお仕事だし、そーいった業界でも色んなことに貢献できるってことは海外に行って学びました。)

そんな時に、たくさんの企業が集まる合同説明会に行って、発展途上国などに支援してる会社の方がすごく目をキラキラさせながら自分の会社について話していて、私が本当にしたいことはこーゆーことなのかもって改めて思いました。

ふと、小学生の頃に発展途上国の子供達の本を読んで衝撃を受けたこと、親に将来は恵まれない子供達を助けたい!とよく言ってたのを思い出しました(笑)

気付いたら居ても立っても居られなくなって、発展途上国を支援する仕事の情報を沢山調べていました。(笑)

けど、やっぱりそんな仕事を調べてみると英語を話せるのが前提の求人が多くて…。

英語が凄く苦手な私だけど、海外に行ったら、人と話すことが大好きだから、できるかも、と。発展途上国に実際に行ってどーゆー状況なのかちゃんと自分の目で見て確かめたいって思うようになりました。

就職活動している中で内定も頂いていたけど、このまま就職して自分は後悔しないかとか、やっとでゲットした就職先を蹴って新卒というブランドをなくしてまで行くのかとか凄く悩みました。

けど、

人生は1回!

やらないで後悔よりやって後悔だ!

いま行かなかったら絶対行けなくなる!

後で後悔はしたくない!

って思って決断し内定を断りました。

1年間貯金の生活

内定を辞退してから、今思えばほんっとに大変でした。

内定を蹴って留学を決めた手前、もう後戻りはできないって自分で思っていたし、悔いなくやらなきゃって思ったり。

今まで自分の言動にたいして有言実行できて来なかったから、これを通して変わりたいって思ったり。

生活しつつお金貯める事で何回も挫折しかけたし、自分何やってんだろ〜とか。

皆が就職して新しい生活をしている中で凄く置いていかれてる気がしたり、悩んだりしてたけど、周りの方に支えられて頑張れました!

毎月少しづつお金が貯まるとともに本当に海外行くんだあっていう気持ちになって…笑

エージェントと話をして振り込みをした日にはそのお金の札束を見て泣いた。

少しづつ実感が湧いてきたのも三カ月前くらいで、海外に必要なものを買いそろえたり、自分で行くと決めたのに彼氏と離れ離れになるのが凄く寂しくて泣いたり笑

今まで1回も海外に行ったことがなかったから、海外に行ったら日本より危ない場所だし、もしかしたら殺されるかもって思ってました。笑

てか死ぬんだなーって思ってて、怖いから占いに行って死なないか聞いたり 笑

エージェント決めと、費用について

行くって決めたらエージェントだ!と思って探し始めました!

留学に行ってた友達にエージェントのことを聞くと、無料エージェントってのがあるからそれを使うのがいいって。

まず無料エージェントを何件か探して、3件回って比較しました!

まずここで大事なのは、同じ学校で費用をだしてもらうこと!!

そうすると会社ごとに比較できるから。

私はこれで1番安くて、とても親切に親身になって相談に乗ってくれたところに決めました!!

まあ大体の予算は。フィリピン40万、オーストラリア70万あったら足りるだろうって感じ!

それプラス保険が20万ほど、飛行機が10万くらい(多分)

内訳として、フィリピンの学校(E-ROOM)が二ヶ月で25万くらい、オーストラリア(impact)二ヶ月で55万くらいでした!

この中にはフィリピンでの三食付き、オーストラリアでの一ヶ月のホームステイ代(8万円)も入っています。

それで私は150万貯めました!

今思うとよくあんな大金貯めれたなって(笑)

必死でした、ほんと!わら

でも実際オーストラリアで学校を卒業した後にバイト決まるまでの生活費とかも含んでの金額だったんだけど、フィリピンで旅行行き過ぎたから結構ギリギリでした!わら

やっとの留学。まずはフィリピン!

JL5005便で初海外

飛行機乗るだけであわあわ。笑

フィリピンに着いた時に入国審査(初めて英語使う場面)ですごいドキドキして、何もかもわからず、知らない日本人に何人にも話しかけたのは今でも覚えてる!

本当知らない人達にたくさん助けてもらいました!(笑)

やっとのことでバコロド空港に着いて、でも夜ですごい心細いなか、またまた知らない日本人に助けてもらい(笑)

初めての異国の地で空港からその寮に行く間、普通の道でもこんなに日本と違うんだって凄い衝撃だった!

フィリピンのバコロドの露天

電線が切れててぶら下がっていたり、野良犬が道路を歩いていたり、真っ暗な中小さい子が1人で歩いたり、路上に人がたまってたり、信号とか道路の線がないからガンガン反対車線走ってたり、クラクションを常に慣らしてたり、1週間くらいで作ったような家がたくさん並んでたり…日本じゃありえないことだらけで。

私どこにいるんだろー。

なんだこれって感じで…笑

今まで海外に行ったりして来なかったからなんで同じ地球にいるのにこんなに違うんだって(笑)

寮に着いて部屋に入ると台湾の方がいました、

初めて外国の子と宿を共にすることだったり日本語が通じないっていうことだったり、もう自分のしてきた生活とえらい差があって戸惑いしかなかったです。

ほんっとにフィリピンに行って当たり前が当たり前じゃなくなって、なにが普通なのか、なにが常識なのか分かんなくなりました。

今まで日本で縛られてた常識だったり普通と言われて来たものはなんなんだろうって感じでした。

そんな中で学校が始まり、知ってる人なんて1人もいない中で少しホームシックになって、夜中1人で泣いたりしたこともありました!(笑)

なにが辛いのかわからんけど、何もかも日本と違いすぎて楽しい反面不安を感じることは多々あった感じします!

日本語が通じないとか今まで経験してこなかったし、言葉ってすごいなってすごい思った!!

日本におったとき一回も思ったことなかったけど(笑)

最初は売店のものだったり何か食べるたびにお腹壊したり、夜暑すぎて死にそうになりながら寝たり、虫と格闘したり、野良犬がいてビビりまくったり、いろんなことが怖かったりしたけど、徐々に慣れて気付いたらお腹も壊さなくなったし、暑くても寝れるよーになったし、虫がいてもなんとも思わなくなったし、野良犬がいてもそこまでビビらなくなったり成長したなーって思った!わら

バコロドのトライシクル

後は言語。

今までどちらかというと英語に苦手意識が強い方で、どーなるやらって思ってました。

初めて先生に会ったときは、なにを話してるのか本当聞き取るのが難しくて大変だったけどすこしずつ勉強していくなかで、言いたいことが言えたり、先生が話してる内容がわかってきたり、冗談言って笑いあったり、外国の友達と話したり相談しあったりできるよーになってすこしは成長してるのかな?って思えて、それが原動力になってたかな!

話したいことあっても単語とかが分かんなくて話せないときすごく悔しくて、どーいったら伝わるだろうっていう格闘したり、伝えたいのに伝えれない歯がゆさを感じる毎日だったけど、うちのカタコトな英語でも真剣に聞いてくれて、理解ようとしてくれる他国の友達がいたから英語に抵抗もなくなったし、自分から率先して話すようになってたし、面白いなって思うようになって、毎日笑いながら英語を学べたんだなって思います。

後は台湾と韓国の友達と日本人1人もいない中で旅行行ったりしたこと!

旅行の中でやっぱハプニングが沢山起きました!(笑)けど友達とも話し合ってどうするか決めたり、頑張って英語で話さないといけなかったり、ほんっとに楽しかったけど、きつかったかな!(笑)

学校の寮には何人か日本人もいたから日本語話したりしてたけど、その際はもう一切母国語話せなかったし、ホテルの予約だったり旅行行くことは遊び反面すごい勉強にもなるなって実感しました。

それからすこしずつホームシックがなくなってフィリピンでの生活が楽しくなって、ずーっと皆とこうしていれたらいーのになってすごい感じるようになって良かったなーって。

毎日朝起きると台湾の友達が

「wake up wake up」

とか言って笑いながら大声で起こしに来て(笑)

寝るまでずーっと一緒だったから、家族みたいな存在になってた!

まさかこんな風に思うなんて全く思ってなかったけどね!わら

ほんとに辛いこととか悔しいこととか沢山あったけど、その度に友達が助けてくれたり、相談に乗ってくれたり。でもそれ以上に楽しかったこととか、来て良かったって思うことが沢山あったからやってけたと思う!

日本の当たり前に慣れすぎてて、当たり前が当たり前じゃないことに違和感をすごく感じることは沢山あったけど、なんでこんなに違うんだろうって考えて国の歴史を知りたくなったり、政府のあり方だったり、国民性を知るきっかけになったり。

価値観や文化に触れて楽しんでた!

日本じゃ皆一緒が正しいというか、安全だけど、海外ではそうじゃない。皆一緒だとなにそれ?ってくらいで。個性を大事にしてるのを見てすごいいいなって思ったり、海外の文化とか価値観をいいなって思ったり、自分の国を逆にいいなって思ったり。日本にいるとそんなこと感じたことなくて。大事な経験だったなって今思います。

まさか英語が全く話せなかった自分が外国の友達とこんなに仲良くなって英語で会話しているってのにびっくりした。(笑)

あっという間にフィリピンの生活は過ぎて、気づけば大好きな友達が母国に帰っていって。次いつ会えるか分からない友達とバイバイするのってこんなに辛いんだってくらい泣いた!(笑)

まあ未だにほぼ毎日連絡とってるけど(笑)

バコロドでの生活を振り返った記事も書いていますので良かったら読んで下さい。

2ヶ月間のバコロド語学留学を振り返って

オーストラリアへ

それからフィリピンを出て、オーストラリアに。

皆が見送ってくれて、自分がここを出るってことが信じられなくて、うちどこ行くんだろうっていう感じの上の空だった。(笑)

空港に着いて手続きした時に、フィリピンに来た時よりもスタッフとかと英語で会話できるようになってる自分にびっくりして、この2ヶ月でも少しは成長したんだなーって思えた。

そのままオーストラリアに行って、ホストファザーと空港で待ち合わせ!

すぐに会えて、たわいもない雑談したり!

オーストラリアってすごくなまってるから聞き取れないって言われてたけど、なまりとかまず分かんないし、どんな感じだろうってそわそわしてたけど、ホストファザーのダニエルは全然訛ってる感じがせずに一安心して話してたのは今でも覚えてます。

フィリピンからオーストラリアに行くことで、国のギャップをすっごい感じた。

オーストラリアはどちらかというと日本に似てるけど、けっこうヨーロッパ系の街並みだからすごいカッコよくて綺麗で。さっきまでいたフィリピンと真逆で何が何だかわからず、綺麗な車や建物、街並みに凄く興奮してた。(笑)

メルボルンのSt Paul’s cathedral

お家に帰るとホストマザーのニコルと一歳なったばっかりの男の子、ジャックが出迎えてくれて、外国だあーってすごい感じたの覚えてる(笑)

そんな時書いたのがこの記事。

フィリピンからオーストラリアに移動して2週間で感じたカルチャーショック

そこからあっという間に1ヶ月過ぎた。(笑)

もう生活に慣れるの精一杯で、毎日迷子になりながら学校行ってその度に色んな人に助けられて。(笑)

ホストファミリーはすっごい優しくてほんとの娘のように扱ってくれて、なにからなにまでしてくれた(笑)

ほんとあのファミリーに出会えて幸せだったなって本気で思う。

私がまだ慣れないのを気にして朝からブレックファースト食べにいこって誘ってくれたり、スーパー連れてってくれたり、犬の散歩に誘ってくれたり。

でもフィリピンのように寮じゃないってことで友達作るのはほんっとに難し過ぎた(笑)

学校で同じクラスの子達と仲良くなったりするけど、やっぱり学校だけで、その後遊ぼってなるには相当時間がかかった。

フィリピンの語学学校とオーストラリアの語学学校の違いについては以下の記事に書いてます。

フィリピンの語学学校とオーストラリアの語学学校の違い

1ヶ月間の学校生活はあっという間に終わって、バイト探し!

ほんとに大変でした(笑)

オーストラリアの冬は仕事がなかなかないで有名で、その中で探してたのもあって、レジュメをお店に配りにいったり、ネットから探したり。

バイト探しって本当タイミングと人脈だなって。

なんやかんやでローカルカフェから連絡頂いて、それからジャパレス一件ゲットできて、なんとかバイトすることができた!

苦労話を読んで下さい。

オーストラリアで初めてのバイト探し

それからボランティアしたいって思ってて、小学校のボランティアに参加させてもらって、そこでも日本じゃ学べないこと、新しい発見があった。教育の違いとか、すごい感じた。

子供達のダンス発表会にも立ち会えてお手伝いできて。

子供達の成長だったり、いつもやんちゃしてる子供達が真剣に踊ってる姿みて何度もうるうるなりました。(笑)

留学での目的

この留学で目的としてたことは、

・外国の友達を作る。

・英語力を向上させて色んな話をする。

・文化に触れる。

・ボランティアをする。

・挫折を経験する。

・インターンをする。

だったんだけど、インターン以外はできたから良かったなって!

インターンも挑戦したけど、面接で落とされてできなかった(°_°)

それが唯一心残り!

あともっともっと友達作れば良かったなーって!

フィリピンでは沢山友達できたけど、オーストラリアじゃ作るのなかなか難しくて。できたけど、そんなに多くなくて(T_T)

日本に帰国後

日本に帰ってきて、まず思ったのがもう一度海外行きたいって思い!!

実際海外で生活してて、日本に帰りたいって思う時は沢山あった。

けど、日本にいたら絶対できなかったことだったり、考えなかったことだったり、本当にこの1年で沢山のことを学べた!

日本に帰ってきて安心感というか、肩の荷が下りた感じはすごいしたのは覚えてる!(笑)

海外じゃお酒飲んでも全くベロベロまではいかなかったのに日本で飲んだら少しで酔ったり…笑

そして改めて日本の良さをすっごく感じることが沢山あった。

海外から見る日本人のイメージって真面目で優しいって感じだから、日本人だから採用するってとこがあったり。

日本人だよって言ったら憧れられたり、羨ましられたり、歓迎されたり。

就職活動

海外にいると、日本の治安の良さだったり、日本製っていうブランドだったり、日本の良さを身にしみて感じました。

日本に帰ったらまず英語使う外資系とかに入ってキャリアアップしたいなって思ってたけど、改めて日本の良さに気づいたから、日本の企業で海外に何かを発信したりしてる仕事に就きたいなって。

日本として誇れるものを世界に広めたりする仕事がしたいなって思い出した。

就職活動の軸を考えた時に1番にこれを思ったかな??

けど、ずっとオーストラリアとフィリピンにいたから、日本の働き方に疑問を感じることは帰ってきたばっかの頃はめっちゃあった。

フィリピンの人は仕事は奉仕活動と思っていて、すごく自由に楽しんでる。居残りなんてほぼせずに仕事が終わったあとはプライベートを充実させてる。

オーストラリアでのホストマザーファザーなんかも本当にそう。仕事はきっちりやってるエリートって感じの2人でホストファザーはウェブ系の会社で、ホストマザーは旅行会社で働いていたんだけど、基本的に会社に行くのは月〜水曜日まで!

木金は家で2人で仕事をしてた!

しかも月〜水も8時くらいから4〜5時くらいまで。

残業なんてほぼなし。

それに比べて、日本は…って。

日本に帰ってきて就活するために就活研修に参加してて、海外とのギャップをすごく感じて、自分はどうやって生きていきたいのかなって。

日本でプライベートも、なしに仕事してる人を見てて、この人達人生楽しんでるのかなーってすごい考えたり。

海外に行ったからこそ感じるこのギャップに向き合うのは本当にきつかった。

私は海外の人のようにプライベートも仕事も両立させたい。

仕事でもスキルアップして成長していきたいし、プライベートでもまだまだ自分が見たことのない世界に行って、色んなこと経験して挑戦していきたい。

けど日本は他の国に比べて休みが極端に少ないし、残業も多いからプライベート重視できないなって。

タイに旅行行って、フランス人のカップルに出会った時に、今ホリデーなんだって言ってて、女の方は学校の先生やってるみたいで休みは2ヶ月。男の方は一般企業だから1ヶ月って言ってて。

その時日本はお盆で1番長い人で10日。

この差はなんなんだって?すごい思ってた。

フランス人の方達はこのホリデーを使って今アジアを旅してるって話してくれて、こんな人生歩みたいって本当に思った。

けど日本人として、日本で働くのならそんなこと言ってられんって思いました。

こんな真面目な日本人の性格だからこそ、経済が豊かになったんだなーと!

それと同時に少ない休みプラス残業沢山の日本人ってすごいなって改めて思った。だから日本人は世界で認められるのかなって。

そんなことを思ってた中で、やっぱり一般事務じゃなく営業を気付いたら選んでて。

私が考えるに営業してるとスキルアップも図れるし、自己成長も早くて、学ぶことも色んな人と触れ合うなかで沢山あるのかなって。やりがいをすごい感じるんじゃないのかなって思って、日本の良さを伝えれるのは営業なんじゃないかなと思って志望するようになった。

後は大学卒業してお金貯めるためにアルバイトをしてその後海外行って帰ってきたから、周りはもうとっくに就職していてキャリアアップを積んでるってことで、早く追いつきたいって思うようになったし、早く夢叶えたいって思うようになった。

でも、海外行ったことを後悔したことは一度もない!

新卒っていう大きな武器を捨てるのは勿体無かったかもなと思う時もあったけど、行かないと色んなこと学べなかったし、色んな国の人とふざけあったり、真剣な話したり、遊んだりすることなんて一生なかっただろうし、こんなに色んなことに挑戦したり、行動力は付かなかっただろうなって今思います。

本当に色んなことありましたが、すごくいい経験になりました!!

さきなのプロフィール写真

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