今回は、能登空港INで、金沢市内で1泊、新幹線で帰る旅。
9月12日~13日。
能登空港を利用するのは初めてだ。
今回の旅の主な目的は、
- 和倉温泉に行こう。
- 再訪したい寿司屋ベスト10に入っている金沢の「鮨 木場谷」を訪問しよう。
⇒寿司屋訪問履歴はこちら - 金沢の女の子の誕生日を祝いに行こう。
の3点。
帰りは時間があったらどこかで途中下車したい。第一候補は、大規模火災があった糸魚川。
8月13日に ANA SKY コインを使って、ANA747便(羽田-能登)の航空券を購入。本当は特典航空券で確保したかったが、空席がなかった。
8月15日に、アメックス・プラチナの「フリー・ステイ・ギフト」を使って、ホテル日航金沢を予約した。同一日の同一の部屋を予約しようとすると、21,000円だった。
目次
1日目
- ANA747便(羽田-能登)に初搭乗
- のと鉄道で穴水駅から和倉温泉駅へ
- 信寿し
- 「のと楽」の立ち寄り湯
- 小丸山城
- 七尾城跡
- 七尾駅から金沢駅へ
- ホテル日航金沢のツインベッドルーム
- 夜のひがし茶屋街
- 鮨木場谷
- サンセットラウンジェット金沢
2日目
- ホテル日航金沢をチェックアウト
- にし茶屋街
- 昼の片町
- 香林坊
- 長町武家屋敷
- 金沢駅の「ツナグカフェ メープルハウス」で待機
- 「はくたか568号」で糸魚川駅へ
- 糸魚川市大規模火災の現場を見て回る
- ヒスイ海岸
- 「ヒスイ王国館」でお土産を買う
- はくたか572号で東京駅へ
ANA747便(羽田-能登)に初搭乗
当日は、4時に寝たが、一睡もできずに朝を迎える。
7:05に東京無線タクシーに乗って、羽田空港第2ターミナルへ。事前に「定額タクシー」を予約していた。
運転手が色々質問してくる。答えると、それに対して長い話をしてくるので困った。寝たフリでやり過ごす。
7:45に空港到着。定額運賃で7,500円。
なおさんとお店のスタッフにお土産を買う。
ANA PREMIUM CHECK-INへ。
スーツケースを預ける。
座席は「3A」で取っていた。「1A」なら隣の2席が空いてるとのことなので、「1A」に変更。
時間があったので、伊勢丹羽田ストアへ。いくつか試着して、「SUN68」というブランドのTシャツを買った。気に入った服のブランドはメモして覚えておく。
エムアイカードを持ってきていれば、5%のポイントが貯まったのだが・・・忘れた。
最初に、2名の「お手伝いが必要なお客さま」が搭乗。
ダイヤモンドメンバーはおらず、優先搭乗で私が一番乗り。
はたして、「1A」の隣には、その2名の「お手伝いが必要なお客さま」が乗っていらっしゃった・・・
搭乗客を見てると、作務衣を着た人を多く見かける。隣の婦人に聞いてみたら、能登の総持寺というところで法要があるとのことだった。
睡眠不足で肩こりが酷い上に、狭い座席で身動きが取れず、イライラが募る。早く和倉温泉に入って、血行を良くしたい。
ここは、能登町上空。
9:46に能登里山空港に到着。
あっという間のフライトだった。
能登は雨降り。
のと鉄道で穴水駅から和倉温泉駅へ
空港前に「ふるさとタクシー」というのが止まっていた。
和倉温泉まで1時間位で着くとのこと。(空きがあれば)予約がなくとも乗れるとのことだったが、のんびり行こうということで、見送った。
「能登空港鉄道連絡切符」(800円)を購入。
穴水駅までのバスきっぷと、穴水駅から和倉温泉までの鉄道きっぷがセットになったもの。
10:24のバスに乗って、穴水駅へ。乗客は私一人。
穴水駅到着後すぐに、のと鉄道に乗車。乗り換え時間は数分しかない。
のと鉄道は「花咲くいろは」というアニメのラッピング電車だったよ。
永井豪は輪島出身らしく、マジンガーZ、デビルマン、キューティーハニーが描かれた電車も。
電車は七尾湾沿いを走る。
晴れてたらもっときれいな写真が撮れたのに。
収穫前の黄色い稲穂。
車内で、「るるぶ」を見ながら、和倉温泉のどこの旅館の立ち寄り湯に行くか考える。
11:22に和倉温泉駅に到着。
観光案内所で、「るるぶ」を見せながら、「実際の所、どこがおすすめですか?」と聞いてみたが、今の時間は旅館の温泉はどこも清掃中だという。ただ、「のと楽」さんなら早い時間でも対応してもらえるかも、とのこと。
というわけで、「のと楽」さんに電話。結果、今は無理だが、12時半になれば受け入れ可能、とのこと。
今から昼飯食べたらちょうどいい時間だわ。
食べログで昼飯場所をサーチ。
夜は寿司を予約してるから、他のものにしようと思ったが、めぼしいものが見つからない。昼も寿司でいいやと思い、「信寿し」に決めた。
信寿し
タクシーで「信寿し」へ。
すごく立派な玄関で期待が高まる。
廊下を通って、案内されたのはこのカウンター席。超上質。
生け簀にお庭、そして、鮮度のいい魚。
カウンターには私一人だけ。
「おまかせ十貫」(3,500円)を頼む。シャリは少なめで。あと、能登のお酒という「ほまれ」の本醸造を。蔵元は、羽咋(はくい)市の御祖(みおや)酒造。
ハタ、甘エビ、アカイカ、アジ、バイ貝、ブリ(の子供)、しめ鯖、中トロ、白エビ、アカニシガイという10カンだった。
睡眠不足で、日本酒飲んだせいで、中トロ、白エビ、アカニシガイを撮るの忘れた(苦笑)
そのあと、アカイカ、アジ、ハタをおかわり。
1時間ほど滞在した。
外に出たら、夏のような青空が広がっていたよ。
店に呼んでもらったタクシーで、「のと楽」に向かう。
「のと楽」の立ち寄り湯
12:50に、「のと楽」に到着。
フロントで、立ち寄り湯の料金1,080円をカード払い。荷物を預かってもらう。
ロビーも豪華。
ロビーラウンジからの七尾湾の眺めが最高。
「オークラランタン」っぽい照明がぶら下がっている。
男湯の入口。これもまぁ、随分と玄関の間口が広いな!
まだ、女性スタッフが清掃中だった。
お風呂の構成は以下の通り。大浴場の左右に露天風呂が付いている。
一番風呂だった。そして、最後まで貸し切りだった。
大浴場は、そんなに天井が高いわけではないが、とにかく広くて、開放感がある。
露天風呂に行くと、七尾湾が見える。
寝湯に浸かって、青い空にたなびく雲を見ていた。これ、1,080円でできる最高の贅沢だと思った。
岩風呂、壺風呂も堪能。
サウナは入ってみるが、日本酒飲んだ後で命の危険があるので、1秒で出た。
結局、風呂に入ってた時間はトータル30分にも満たないが、凄く贅沢な体験となった。
脱衣所が少し汗臭いのだけが難点だったな。
ロビーラウンジの脇から外に出て、桟橋の方にも行ってみた。
橋の先が能登島みたいだね。
さて、1,080円で充分楽しんだ。
ロビーで荷物を回収して、タクシーを呼んでもらう。
小丸山城
時刻は14時。
金沢へは七尾駅から電車で行く。
金沢に行く前に、小丸山(こまるやま)城と七尾城に行ってみたい。
織田信長の家臣として、能登一国の領主となった前田利家が最初に居城としたのが七尾城。しかし、山城で不便だったので港に近い場所に小丸山城を築城。その後、金沢城に入城するという流れ、だそうだ。
小丸山城は七尾駅に行く途中にあるが、七尾城はその先の山の上にある。
19時に、金沢の寿司屋で待ち合わせ予定である。
2つの城を回れるか?
とにかく、まずは小丸山城に。
ここは、小丸山城より少し手前の小島町一丁目交差点。前に見える山の上に七尾城跡があるらしい。こういう距離感なんだね。
14時20分頃、小丸山城址公園に到着。
スーツケースを引いて、坂道を登る。
位置としてはここ。平野の中の少し小高い丘の上にある。
展望台から七尾湾と七尾市内を見る。黒というか藍色の屋根が目立つね。
坂を降りて、「花嫁のれん館」の近くの日陰に待機して、タクシーを呼ぶ。真夏のような日差しだよ。
この後、七尾駅に行って、すぐに金沢に行ったら、時間が余ってしまう。
七尾城にも行くことにした。
七尾城跡
七尾城跡は、あの山の上のようだよ。
これは、能登と越中を結ぶ能越自動車道らしい。
くねくね道を行く。
トランクに入れたスーツケースが遠心力で振られて、ガンガン音を立ててる。後部座席に入れればよかった( ;∀;)
15:20にパーキングに到着。そこからの景色が素晴らしい。さっき和倉温泉から見た能登島大橋も見えるね。そして、谷の深さが凄い。
本丸跡へ。
数日後に七尾城祭りらしいよ。
七尾城は、能登国守護の畠山氏が築いた城だそうだ。天正五年(1577年)に上杉謙信が攻略しているが、後に織田支配下となり、前田利家が入場するが、すぐに先程見た小丸山城に移っている。
7分ほどで本丸跡に到着。
北に七尾湾に能登島。ここまで登って見る価値のある景色だよ。
こちらは七尾城の本丸跡から。
急峻な山城でこれは難攻不落だわ。 pic.twitter.com/e6tFTy2Pxz— jun (@odakyu_de_go) 2017年9月12日
地形で見るとこう。
こんな急峻な山の上に食料持って籠城されたら、なかなか落とせないだろうね。比叡山に近いなと思った。
ちなみに、上杉謙信は、七尾城攻略にあたって、調略を用いたらしい。
こちらは南側。
この山々を越えた先に越中の国の氷見市があるようだ。
15:50頃、タクシーに戻る。
金沢行きの電車は七尾駅16時発。間に合わない。一駅先の徳田駅に直接向かっても、ギリギリ。
諦めて、次の電車に乗ることにした。
次の16:46発の電車に乗ると、金沢駅に付くのが、18時11分。19時に待ち合わせしているが、かなり厳しいスケジュールになるな。
七尾駅から金沢駅へ
七尾駅近くの「パトリア」というショッピングセンターの無料休憩所でしばしまったり。
時間になったので駅へ向かう。
駅前の横断歩道で、タバコを持ったおっちゃんに「どこから来たの?能登で楽しいことできた?」と話しかけられた。
「和倉温泉の「のと楽」の立ち寄り湯が最高だった」という話をしたら、「のと楽の風呂は明るくて一番いい。加賀屋のは暗くて見えないから」と言われた。そうなんだ(笑)
あと、七尾城は歩いて登るのもおすすめと言っていた。たしかにそれは戦国時代の城攻め感味わえて楽しそう。
まだ、きっぷ買ってなかったので、話を中断(笑)
七尾駅から金沢駅までは1,210円。交通系電子マネーは使えない。
きっぷを買った後、また、おじさん(どこかでタバコ吸ってきたらしくタバコ臭い(笑))やってきて、「今度はね、1週間位休みを取っておいで。旅館に泊まって飯を食うのは1日で十分。あとはレンタカー借りて、テントでキャンプがいいよ」とのことだった。
楽しいおっちゃんであった。
観光客だからどこでも優しくされるのだが、その優しさの度合は、能登が一番くらいに高いかもと思った。
七尾線で金沢へ。
ボックス席に陣取る。
なおさんに、19:15にホテル日航金沢のロビーまで来てくれるようにお願いする。
七尾線のルート。七尾市から羽咋市までは、山に挟まれた平野の回廊みたいになっている。
睡眠時間ゼロで朝から動いていたから、眠さがピーク。
人目を気にせず寝ていた。
18時11分に金沢駅に到着。
ホテル日航金沢のツインベッドルーム
歩いてすぐの「ホテル日航金沢」へ。
ロビー前がごちゃごちゃしている。何か別の用途の建物からの転用なのだろうか。
フロントで、「フリー・ステイ・ギフト」のクーポンを渡す。
部屋は18階。
目の前にANAクラウンプラザホテル、眼下に金沢駅という立地。
急いでシャワー浴びたり、準備したり。
シャワーが、熱湯と水の2つの蛇口で温度調整するタイプだった。必ず温度調節失敗して「あちっ!」とするやつ。
19:15にロビーへ。
既になおさん待っていた。
今日の服装も可愛い。そして、お肌が透き通るようにきれい。
夜のひがし茶屋街
タクシーに乗って、ひがし茶屋街へ。
なおさん、ひがし茶屋街に行ったことがないと言っていたので、案内するよと言っていたのだ。普通逆なのだが(笑)
19:30前にひがし茶屋街の入口に到着。
ひっそりとしている。
そこに、鈴虫の音。
ある店からは、太鼓の音が聞こえてきた。今週末に、ひがし、にし、主計町(かずえまち)の芸妓さん総出演の「金沢おどり」があるらしいので、その練習なのだろうか。
ひがし茶屋街をぐるっとひと回りした。
その後、浅野大橋を渡って、主計町茶屋街へ。
こちらでは笛の音が。これも「金沢おどり」の練習かな。
夜の主計町茶屋街。
いい感じ。 pic.twitter.com/1PKxn4z6Hy— jun (@odakyu_de_go) 2017年9月12日
「中の橋」。水面が鏡のようになっている。
鮨木場谷
20時前に「鮨木場谷」に到着。
鮨木場谷 (スシキバタニ) – 北鉄金沢/寿司 [食べログ]
男性客一人と、女性ペアがいて、女性ペアが常連らしく盛り上がっていた。
ビールで乾杯。なおさんはお酒飲めないのでウーロン茶。
わさびの香りが食欲を掻き立てる。
大将「以前も来られてましたよね」。おぉ、覚えていてくれたんだ。嬉しいね。
まずはハタ。奇しくも昼の「信寿し」と同じ出だし。こちらは塩振らず、素材そのものの甘さを味合わせる形。
次、バイ貝。また、「信寿し」と一緒だ。ジューシーなバイ貝。
わらで炙ったカツオと、カツオのヅケ。
香りがよいねぇ。
煮ダコ、塗ってあるやつも旨い。
しまった。なおさんの誕生日おめでとうを言い忘れていたので、二杯目もビールにして、再度乾杯(苦笑)
煮アワビ。
「宝石箱やー」な、いくら丼。いくらの下に少しだけご飯。
カニのウニソースはめちゃくちゃうまかった。
日本酒は「奥能登の白菊」の純米大吟醸に。
そこにのどぐろの焼き物。最高のマリアージュですね。
お吸い物。
ここから握り。
ひらめ。
アオリイカ。
マグロのヅケ。
中トロ。
コハダ。
アジ。
白エビ。
ウニ。
穴子。
ネギトロ巻き。
以上と卵焼きで一通り。
つまみ8、お吸い物、握り10、たまご。
おみやげで鉄火巻とかトロタクとかできるか、聞いた所、OKだった。
あと、好きなものお代りできるということなので、ヒラメ、うに、白エビをおかわり。
ふぅ。お腹いっぱい。
22時半頃、店を出た。雨が降っていた。
大将と奥さんが店の外まで出て送ってくれた。
タクシーで片町へ。
サンセットラウンジェット金沢
繁華街の明かり見ると、元気出てくる。
22時40分頃、なおさんの勤めてるサンセットラウンジェットへ。
通常なら、なおさんが着替えてる間、他の女の子が付くのだが、付けないでいいと伝えた。
俺もだいぶ酔っていて、初めての子と話を合わせるのめんどくさいし、SNSの返事もしたかったので(笑)
なおさん、「私飲めないから、シャンパン頼まなくていいよ」と言ってくれたが、一応お祝い事なので1本だけ(笑)
店長とハッピーバースデーを歌った(笑)
さすが誕生日当日ということもあって、指名が被り、なおさん不在の時間があったが、やはり、SNSをしたかったので、女の子は付けないでもらった。
見る人によっては「なおさん以外の女の子を付けない!なんて一途なんだ!!」と勘違いされそう(笑)
でも、SNSの返事も書き終わってからは、付けてもらった(笑)
逆流性食道炎で、炭酸、お酒は控えるように言われていたので、ほどほどで帰ろうかとも思っていたが、やはり飲んじゃうと、長居したくなるよね。
2時まで飲んだ。
深夜2時の片町交差点。
コンビニでチャーハンとビール買ってホテルへ。
チャーハン食べた段階でベッドに横になったら、そのまま寝てしまった。。。
ホテル日航金沢をチェックアウト
翌朝、10時半に起きる。チェックアウトの時間確認してなかったが恐らく11時だよな。
外を見たら、快晴。
金沢駅のガラス張りの「もてなしドーム」の形状がよく分かる。
シャワー浴びながら、今日の予定を考える。
いい天気だから、金沢市内散歩がよさそう。でも、帰りに糸魚川に途中下車して、大規模火災の現場も見に行きたい。
11時15分にチェックアウト。スタッフに聞いたら、チェックアウト時間は12時だった(苦笑)
スーツケースはフロントに預かっていてもらう。
しかし、このごちゃごちゃしたロビー、なんとかならんかね。
にし茶屋街
タクシーで、にし茶屋街に。
快晴すぎて、日陰にいないと暑いよ。
これまた趣ある通り。
ワインバーや、喫茶店がオシャレだ。
なお、下の写真のように、格子の桟(さん)が細くて、間隔が狭いのが金沢の茶屋街の特徴らしい。京都の島原や江戸の吉原と比較した場合。
歩いて、片町に向かう。
犀川大橋
犀川にかかる犀川大橋。
文禄3年(1594年)に前田利家が木橋を架けたのが最初らしい。
大正8年(1921年)に市電を通すために鉄筋コンクリートの橋に。大正13年(1924年)に橋脚のない現在の鉄橋が建てられたらしい。市電は1968年に廃線。
昼の片町
昼の片町に。
さらに北上。
「片町きらら」という商業施設ができていた。
こんな歩行者専用のオシャレストリートもあるのね。
香林坊
香林坊。
香林坊橋の由来が書いてあった。
「藩政の初めの頃、犀川は二つに川筋に別れ、大きい瀬に架かるものが犀川大橋、小さい瀬にかかるのを犀川小橋と呼んでいた。この小橋が香林坊橋」だそうだ。
せせらぎ通り
さて、東急ハンズの脇から「せせらぎ通り」に入る。
犀川から取水したと思われる用水が通り、商店が立ち並ぶ。
京都の高瀬川(鴨川から取水)沿いの木屋町っぽい雰囲気がある。
金沢グルメで評判が高い「酒房 猩猩」さんは、せせらぎ通り沿いにあるのね。
酒房 猩猩 (しょうじょう) – 野町/居酒屋 [食べログ]
せせらぎ通りから長町武家屋敷へ。
長町武家屋敷
武家の門構えで、家は普通の民家だったりする。
「平士」と呼ばれる加賀藩の中位の藩士が多く住んだのだそうだ。
九谷焼のお店などがあった。
通り沿いにあったこちらの和菓子屋で、お土産として「ふくさ餅」を購入。試食させてくれるので、選びやすい。
この店で、塩モナカアイスを買って、店先で食べた。
現在の時刻は、13時30分。
どうしようかな。
今からでも糸魚川に行くか。
大通りまで戻って、タクシーを拾い、ホテル日航金沢へ。
スーツケースを回収して、金沢駅へ。
金沢駅の「ツナグカフェ メープルハウス」で待機
ちょうど数分前に糸魚川に止まる新幹線が出たばかりだった。タイミング悪い。
55分の待ち時間。
次の「はくたか568号」のモバイルSuica特急券を購入してから、駅ビル内の「ツナグカフェ メープルハウス」というカフェへ。
iPhoneでモバイルSuica特急券を購入する方法については以下を参照。
コーヒーを飲みながら待機。
メールやLINEの返信など。
「はくたか568号」で糸魚川駅へ
「はくたか568号」に乗車。
ちょうど加賀から越中への山越えしてるときのGoogle Maps。
富山駅が近づくと、昨年訪れた「呉羽丘陵」が進行方向右手に見えてきた。呉羽丘陵から見る立山連峰が最高だったなぁ。
呉羽丘陵をトンネルで通過。
呉羽丘陵は、富山平野を二分する丘陵で、呉羽山断層の西側が盛り上がってできたとのこと。
富山駅あたりから進行方向右手に立山連峰が迫ってくる。
これは黒部川。
越中から越後への山越え。またしばらく電波が届かなくなった。
糸魚川駅に近づくと、進行方向左手に海が見えてくる。
新幹線からも大規模火災のあった場所が確認できた。そこだけ建物がなく、海が見えやすくなっている。
糸魚川市大規模火災の現場を見て回る
糸魚川駅に到着。
新幹線改札のすぐ右手にあるコインロッカーに荷物を預ける。
駅前。海までの距離は300m位。
タクシーに乗車。運転手に、出火場所、被害の範囲を確認したいと伝える。
出荷場所はここ。ここから南風に煽られて、奥(北)に延焼していった。写真中央の建物は類焼を免れたらしい。
で、その建物の先からまた焼失している。
ここは、慶安3年(1650年)創業で、新潟最古の酒蔵だったという「加賀の井酒造」さんがあった場所。
ここは「越後」の地だが、酒銘が「加賀の井」である理由は、
江戸時代、糸魚川市は加賀百万石の参勤交代の宿場であった。承応元年(1652年)、加賀三世前田利常公の時、当地に本陣が置かれ、その時に利常公より酒銘『加賀の井』は命名された。
ということらしい。
海岸道路に一番近い区画では、ショベルカーが基礎を解体して、整地にする工事をしていた。
手前が工事中で、奥が整地された後。
これ見れば分かる通り、ホント海で延焼が止まった形。
ここは創業約200年という料亭「鶴来家(つるぎや)」があった場所。門柱と松を残して全焼。まさかここまで類焼するとは思わなかったので、貴重な美術品などを退避することができなかったとのこと。
この狭い道路を挟んで、右側は焼失。右のビニールシートで覆われている場所が、加賀の井酒造さんの敷地だ。当日の強烈な南風が想像される。
加賀の井酒造さんの対面にある北越銀行は、鉄筋コンクリート造りのため建物が残って、現在も営業中のようだ。
駅前のこの通りが飲み屋街っぽいね。
この後どうしようか迷ったが、近くに海水浴場があるらしいので、行くことにした。
ヒスイ海岸
着いたのは、ヒスイ海岸。糸魚川は日本最大のヒスイ原産地らしい。
砂浜がなくて、小石ばかりの海岸。
並が荒くて、ビビった(笑)
日本海激しい。 pic.twitter.com/uCaIpm98en
— jun (@odakyu_de_go) 2017年9月13日
ヒスイは見つからなかった・・・
駅に戻る。
またもや数分の差で新幹線を逃した・・・今回はいろんなところでタイミング悪い。
「ヒスイ王国館」でお土産を買う
駅の隣にある「ヒスイ王国館」という施設へ。飲食店とお土産屋が入っている。
何か買って、復興を応援しようということで、ヒスイのピアスを買った。
あと、自分用に「雪鶴」という日本酒を。
こちらの店、モンベルクラブの優待店だった。現金で払えば、3%割引になるそうだ。
以前、長野県小谷村にふるさと納税したことによって、わたくし、モンベルクラブ会員になっている。会員証持ってくればよかった・・・
時間があったら、この「ブラック焼きそば」というの食べたかった。また今度だね。
糸魚川駅に戻り、スーツケースを回収。「はくたか572号」のモバイルSuica特急券を購入。
はくたか572号で東京駅へ
駅のホームから、火災現場を見た。
「はくたか572号」に乗車。
車内では、この旅行記の下書きを書いていた。
旅は楽しい。