『この世界の片隅に』ロケ地を巡る広島1泊2日旅行記

[記事公開日]2017/02/14
[最終更新日]2017/11/13

今回は『この世界の片隅に』のロケ地を巡る広島1泊2日旅行。

前回の呉日帰り旅行で回れないところもあったので、2日目は早起きできたら呉に行こうかとも考えていた。

1月10日に、特典航空券で、1月25日のANA675便(羽田-広島)と1月26日のANA686便(広島-羽田)を予約。

旅行前から行きたい場所をリストアップしていた。

目次

1日目

2日目

特典航空券で搭乗したANA675便(羽田-広島)の普通席

前回の呉日帰り旅行の時は羽田空港まで電車で行ったが、今回はスーツケースもあって大変なので、タクシーを利用した。

7:40に乗車して、8時25分に空港到着。やっぱり、楽だ。

広島で可愛い子がいたら上げる予定のお土産を買う(なお、結局、誰にも渡さず東京に持って帰ってきた・・・)。

ANA PREMIUM CHECK-INに。スーツケースを預ける。

2016年度のアップグレードポイントがあと8ポイント残っているので、アップグレードしたかったが、プレミアムクラスは満席だった。

少し時間があったので久しぶりにANAラウンジへ。

羽田空港のANAラウンジ

しかし、ANAラウンジの椅子は、背もたれが低いから体を預けられず疲れるね。

ANA675便に搭乗。座席は左側の35A。

ANA675便の普通席

前回の広島便は、右側座席で羽田沖旋回中の一瞬しか富士山が見えなかった。

今回はばっちり富士山が見えた。

ANA675便から富士山

睡眠不足で辛いから寝たいところではあるんだけど、機窓の風景好きだから寝ずに。

これは伊勢湾で左が名古屋で右が三重県なんだけど、三重県だけ雪。鈴鹿山脈が近いからか。

愛知県と三重県の気候の差

岡山市上空。岡山ってこんな海岸線してたんだ。

岡山市の海岸線

飛行機は福山市の北側で急に左旋回して、福山市上空を南下。

福山市上空

その後、右旋回して、尾道上空を通過して、広島空港へ。

尾道市上空

広島空港からシャトルバスで広島駅(新幹線口)へ

前回の呉旅行で、「PASPY」というICカードがあると便利そうと思った。広島空港でPASPYが入手できれば買おうと思ってたけど、空港ではチャージしかできないとのこと。

広島空港のPASPYチャージ機

広島駅(新幹線口)までのチケットを購入。二日目はもしかしたら呉に行くかも・・・と思っていたので、片道だけ。

広島空港から広島駅までのバス運賃

呉行きと違って、広島行きは本数出てるからいいね。

バスの中ではおやすみモードに。

12時に広島駅(新幹線口)に到着。降りた目の前が宿泊先のホテルグランヴィア広島だった。ありがたい。

ホテルグランヴィア広島の外観

なお、駅前ロータリーの反対側にはシェラトン広島がある。

シェラトングランドホテル広島

ホテルグランヴィア広島のフロント前。思ったより大きいホテルだ。

ホテルグランヴィア広島の1階ホール

早めに部屋に入りたかったが、早くても13時半とのこと。

リュックの荷物をスーツケースに移して、ホテルに預ける。

福屋八丁堀本店

現在の時刻は12:20。昼飯は「お好み焼き 八昌」で食べたい。電話したところ、現在、3人待ちとのこと。13時過ぎたら空くかなと期待。

タクシーを拾い、まずは福屋八丁堀本店へ。

福屋八丁堀本店

福屋八丁堀本店は1938年竣工。映画『この世界の片隅に』で広島に里帰りしたすずさんがスケッチしていた建物だ。映画のパンフレットから解説記事を引用する。

福屋八丁堀本店の解説

なお、福屋八丁堀本店の設計者は、銀座の和光(1932年)を設計した渡辺仁であるそうだ。銀座の和光とは、縦の柱の強調、縦長窓、角丸という点で共通点があるね。

渡辺仁 – Wikipedia

事前調べでは、福屋八丁堀本店は爆心地から710メートルしか離れてないということだったので、ここから710メートルのところに爆心地=原爆ドームがあるんだな、と。なにしろ、広島は初めてだから。

「お好み焼き 八昌」には入れず

相生通りを東に、「お好み焼き 八昌」へ向かう。

これが夜の繁華街「流川」の入り口か。

流川通り

で、こちらが同じく飲み屋街の「薬研堀」の入り口ね。

薬研堀

通りには路面電車が。

相生通りの路面電車

13時ちょうどに「お好み焼き 八昌」に到着。

お好み焼き 八昌 – 銀山町/お好み焼き [食べログ]

「お好み焼き 八昌」外観

外には並んでないが、店の中を見ると・・10人位が立って待っていた。後ろに立って待たれたら、食べてる人落ち着かないと思うのだが・・・

店主が8人分くらいのお好み焼きを同時に焼いていた。どれくらい待つのか予想できなかったので「八昌」は諦める。

タクシー運転手のお好み焼き談義

タクシーを拾って、すずさんの生まれ故郷という設定の江波(えば)に向かうことにする。

運転手とお好み焼き談義。運転手は年に100枚はお好み焼きを食べるのだという。でも、「八昌」のような有名なところではなく、昔ながらの腰の曲がったおばちゃんが焼いてくれるような店に行くんだそうだ。よく行くお店の名前を聞いたら「パンチくん」と言っていた。

パンチくん – 観音町/お好み焼き [食べログ]

お好み焼き屋は店によって味がかなり変わり、同じ店でも野菜の水分量の違いとか季節によっても味が微妙に異なるんだそうだ。

「パンチくん」に俄然興味が湧いたが、江波とは少し方角が異なるようだ。

なお、東京のうちの近所に「八昌」の暖簾分けの店があるんですよと言ったらビックリしていた。

元安川と本川を渡る。「この辺りは干満の差が激しいの?」と聞いたら、「大阪湾は1m位しか変わらないが、瀬戸内海は太平洋、日本海双方から潮が来るから、この辺りは3m位干満の差があると言っていた。

江波の松下商店

江波に到着。

これは『この世界の片隅に』にも出てきた松下商店だ。爆心地からおよそ3km。今も建物は健在。

江波の松下商店

以下は『この世界の片隅に』ロケ地マップ。

『この世界の片隅に』ロケ地マップ(江波地区)

現在の江波港。

江波港1

江波港2

藻の付き方を見るに、干満の差は激しそうだ。

江波港3

江波の「わいわい」で初「広島風お好み焼き」

松下商店の右の通りを行くと、左側にお好み焼き屋があった。

すずさんの故郷の江波でお好み焼きを食べるというのも乙だなと思い、入店。

なお、店名は後日調べて、「わいわい」と判明。

わいわい – 江波/お好み焼き [食べログ]

江波のわいわい外観

食べ終わってから撮影した内観写真。

江波のわいわい内観

広島風お好み焼き初めて食べるんですよとアピール。

前アクセントで「えば(●◯)」と発音したら「えば(◯◯)」と直された(笑)

金田一春彦が、親しき地名は平板に、親しくない地名は頭高や中高で起伏をつけて発音すると言っていたがまさに(笑)

麺ハーフでお願いした。値段変わらないですけど、いいですか?と。

焼いてるところを写真・動画に撮る。ひっくり返す時は教えてくださいとお願いする(笑)

江波のわいわいの肉玉そば

「旅行ですか?」と聞かれたので、『この世界の片隅に』の舞台になっている江波を見たくて来たと伝える。

そういう人をたまに見てたらしいが、この店に来る人は私が初めてだったみたい。

店主も、小さい時分に、松下商店で駄菓子を買っていたと言っていた。

その頃は、このお好み焼き屋がある通りにも商店が軒を連ねていたそうだ。今はひっそりした住宅街になっているが。

『この世界の片隅に』に、主人公が大潮の干潮時に干潟を通って、江波から草津まで行く場面がある。

大潮の干潮時1

大潮の干潮時2

引用:『この世界の片隅に 上』(こうの史代)pp.17-18

店主に聞いたら、上の世代から聞いた話として、干潮時には対岸まで泳いで渡れたという話だった。また、店主の幼少時には、今のようにコンクリートの堤防はなく、映画に出てきたような平板な川べりだったそうだ。

以下は、スタッフがプレゼントしてくれたという手書きのスケッチ。

江波の松下商店のスケッチ

お好み焼きは麺ハーフでお腹いっぱいだった。店主によると、ここは他より量が多いそう。

江波山に

店を出て、江波山がある南に向かう。

「わいわい」の店主によれば、この大きな通りができて、江波の街が分断されてしまったとのことだった。

江波を分断する道路

衣羽神社。

衣羽神社

崖が凄い。両城の200階段を思い出した。

江波山の崖

江波山の階段を登る。

江波山の階段

江波山はかつては瀬戸内海に浮かぶ小島だったそうだ。埋め立てによって地続きになって今は山になっているとのこと。

江波山公園 – Wikipedia

『この世界の片隅に』で、幼いすずが、コクバ(焚付用の落ち葉)拾いに行って、哲と会い、波の「うさぎが跳ねよる」絵を描く場面があるが、その場所がこの江波山だったらしい。

坂を登ると、旧広島地方気象台に。これも被爆建物であるそうだ。

旧広島地方気象台

「わいわい」の店主が言ってた珍しい桜とはこれか。

ヒロシマエバヤマザクラ1

ヒロシマエバヤマザクラ1

シェ・ヤマライ

寒いのでコーヒー休憩することに。

この「シェ・ヤマライ」は、1900年創業という老舗レストラン。実は、ここもランチ候補の一つだった。

シェ・ヤマライの入り口

店内はマダムたちで賑わっていた。

シェ・ヤマライのホットコーヒー

20分ほど滞在してから、タクシーを呼ぶ。

愛想のいいお姉さんが会計をしてくれて、どこからいらしたんですか?と聞かれたから、いろいろ話したところ、「『この世界の片隅に』にこのレストランも一瞬登場したと聞きました」と言ってた。本人は未見らしいが。本当?!

江波山が映るシーンでこのレストランも映ってたのかな?

江波から草津へ

タクシーに乗って、ここから西の草津に向かってもらう。

ここから草津に行くには、天満川、太田川放流路という大きな川を渡っていくことになるが、『この世界の片隅に』の当時は、干潮時には江波から草津まで干潟になったらしい。

すずさんが歩いた経路を歩いていくのは・・・辛いので、タクシーでフォロー。

この映画で、群馬の草津、滋賀の草津に加えて、広島の草津もあるのだと知った(笑)

途中、天満川の橋の袂で降ろしてもらい、干満差を確認に行く。

天満川の干満差1

天満川の干満差2

天満川、次に太田川放水路を越える。

太田川放水路はとても川幅が広かった。

広島市電初乗車

15:40前に、草津駅に到着。無人の駅だった。

広島の草津駅1

広島の草津駅2

凄く待つのだったら嫌だなと思ったが、すぐに電車が来た。

広島市電の車両

広島市電初乗車。

途中から前の車両の先頭に移動。

こんな広い道路の真ん中を走る。

広島市電の車窓から1

ここなんて道路の半分以上が市電の領域。車なんて隅っこだ。

広島市電の車窓から2

原爆ドームと平和記念公園

「原爆ドーム前」駅で下車。

原爆ドームの前で手を合わせる。

原爆ドーム前1

原爆ドーム前

裏手に。

原爆ドーム前

原爆ドーム前

元安橋の上から。原爆ドーム(元は1915年竣工の広島県物産陳列館)は太田川(本川)と元安川が分岐する地点に建つ。水運が盛んな江戸時代には、広島藩の米倉が置かれた場所だそうだ。

元安川河畔に立つ原爆ドーム

元安橋を渡ったところにある「広島市レストハウス」(旧・大正屋呉服店)は1929年竣工で、中島本町で唯一残った建物だという。現在は、観光案内所・休憩所・売店としての機能を果たしていて、私が入った時は主に外国人が休憩していた。

大正屋呉服店1

大正屋呉服店2

片渕監督によれば「原作には描かれていませんが、中島本通りで唯一現存する建物で、触れることのできるものなので、これはどうしても画面に取り入れたかった」。

平和記念公園。

静かに手を合わせた。

平日ということで、観光客も少なく、静かに手を合わせられたのは良かった。

平和記念公園の原爆死没者慰霊碑1

平和記念公園の原爆死没者慰霊碑2

折り鶴。

「原爆の子の像」と折り鶴1

「原爆の子の像」と折り鶴2

色んな感情が去来したが、『夕凪の街 桜の国』の一部の最後の場面を思い出していた。

『夕凪の街 桜の国』一部のラストシーン1

『夕凪の街 桜の国』一部のラストシーン2

引用:『夕凪の街 桜の国』(こうの史代)pp.33-34

ザンギから夕日に照らされた原爆ドーム。

夕日に照らされた原爆ドーム

近くで流しのタクシーを拾おうと思ったが、拾えない。

市電に乗車して、終点の広島駅まで。ふぅ。疲れたな。

在来線の広島駅前に着いた。

在来線広島駅

ここから地下通路を歩いて、新幹線口に出て、ホテルへ。在来線の広島駅から新幹線まで5分位かかったかな。

ホテルグランヴィア広島のスタンダードツイン(26平米)

部屋は「スタンダードシングル」(18平米)で予約していたが「スタンダードツイン」(26平米)にアップグレードされていた。きれいな部屋だ。

ホテルグランヴィア広島のスタンダードツインの窓側

ホテルグランヴィア広島のスタンダードツインのベッド側

ホテルグランヴィア広島のスタンダードツインのバスルーム

部屋からの眺め。

ホテルグランヴィア広島からの眺め

呉の大和ミュージアム前でも「you me」っていうスーパー見たな。あぁ、これが「ゆめタウン」か。

晩飯は19時から。

タクシーで向かう。

鮨処ひと志

19時過ぎにお店に到着。

鮨処ひと志 – 中電前/寿司 [食べログ]

鮨処ひと志の外観

入ると最初の客だった。

挨拶をして、ツマミ多めでとお願いする。苦手なものを聞かれたので、多分ないと思ったが「ナマコくらい」と言ったら、あって、しかも今旬だという(笑)

「うちは五島の青ナマコしか使わないんですよ」と言って、おすすめらしいので、この機会にナマコ嫌いを直すかと思って、お願いすることにした。

大将は長崎は対馬の出身らしい。

6日ぶりのお酒。

鮨処ひと志のビール

白身はクエ。

鮨処ひと志のくえ

サメ。

鮨処ひと志のサメ

ネギマというのは、元来はネギとマグロの「葱鮪鍋」に由来すると教えられた。これがまた旨い。

鮨処ひと志のネギマ

蒸しアワビ。

鮨処ひと志の蒸しアワビ

来た。ナマコとコノワタ。まぁ、好きな味ではないが、食べられるぞ。

鮨処ひと志のナマコとコノワタ

トラフグの白子。下にあるのは塩漬けの桜の葉で、コンブより合うのではないかと思った。

鮨処ひと志のトラフグの白子

ここで日本酒1合目。呉市の相原酒造の「雨後の月」純米吟醸。

鮨処ひと志の「雨後の月」純米吟醸

鮨処ひと志の「雨後の月」純米吟醸

と思ったら、珍味のアソートが。

真ん中にあるチーズのようなものは、軽い食感のチーズケーキのような感じで、自家製だという。「蘇」という日本古来の製法で作られているんだそうだ。

鮨処ひと志のチーズのようなアソート

ここでカラスミも食べたので、コノワタ、カラスミと日本三大珍味を今日だけで二つクリアしてしまった。

日本酒2合目は、「誠鏡」の中尾醸造の「幻 黒」純米大吟醸。特上吟醸香と甘みが強い。獺祭2割3分と飲み比べたい感じ。

鮨処ひと志の「幻 黒」純米大吟醸

ここから握り。

イカ。

鮨処ひと志のイカの握り

コハダ。

鮨処ひと志のコハダの握り

なんだっけ?

鮨処ひと志のイカの握り

ウニ、いくら、生海苔の三色丼。やば、日本三大珍味コンプリートだ。

鮨処ひと志のウニ、いくら、生海苔の三色丼

アナゴ。

鮨処ひと志のアナゴの握り

赤だし。あっさりしてるのに味が深い。

鮨処ひと志の赤だし

最後に「せっかく広島まで来たんで、スナックでも寄りたいんで」と言って、おみやげの巻物をお願いした。あと、最後に「幻 黒」をおかわり。

広島ではスナックのことをスタンドというらしい。スタンド使いになるぞ。

21:30過ぎに店を出る。

料金は、寿司おまかせと日本酒3合で26,130円だった。

タクシーを拾い、繁華街に向かってもらう。

なお、今回の旅行でかかった費用は広島1泊2日旅行でかかった費用にまとめてある。

広島市のキャバクラ巡り

ドンキホーテ広島八丁堀店の前で降ろしてもらう。

ドンキホーテ広島八丁堀店

さて、予め目星をつけておいた「ZOO広島」に向かったが、見つからない。系列店の「美人茶屋」が先に見つかったので、そこのボーイに案内してもらった。

大通りに面したズー広島の入り口。

ズー広島の入り口

「美人茶屋」のボーイに既に好みを伝えていたので、そのボーイが「ズー広島」のボーイに伝えてくれた。

最初、カウンター席を案内されたが、スピーカーのすぐ近くでうるさかったので、奥のフロア席に移動させてもらった。だいぶ静かになった。

「仕事ですか?」「単なる旅行です」というやりとりから、付いてくれた人全員に『この世界の片隅に』の布教をすることになった(笑)

広島が舞台とはいっても、半数しか映画を知らなかった。見た人は誰もいなかった。「うちのおばあちゃん、呉に住んでて、取材が来ました」と言う子もいた。

みないい子だったが、指名したい子はいなくて、2時間で店を出た。広島市初訪問記念で付いてくれた子全員に1杯ずつおごって、料金は28,510円。

店を出た後、「美人茶屋」へリベンジ。1時間半くらいいた。

こちらも、みないい子だったが、指名したい子はないなかった。

全員に一杯ずつおごって、21,380円。

コンビニ行って、ビールとツマミを調達。帰るつもりだったんだが、この「汁なし担々麺」の幟に惹かれて、入店。

唐々亭 新天地店 – 胡町/つけ麺 [食べログ]

店員さんに聞いたら、おすすめはつけ麺らしいので、結局、つけ麺を頼んだ。旨かった。

唐々亭 新天地店の入り口

唐々亭 新天地店のつけ麺

つけ麺食べてる途中で、寿司のお土産を買ってたこと、そして、今手元にないことに気づく。

コンビニに行ったがなく、そういえば「美人茶屋」に預けたままだったと思い出す。「美人茶屋」に取りに戻る(苦笑)

ホテルに戻り、最後の締めを。旨かった。

鮨処ひと志のお土産

ホテルグランヴィア広島をチェックアウト

目覚めて時刻を確認すると、12:05。昨晩暖房つけたまま、ベッドに横になってそのまま寝てしまった。チェックアウト時間を過ぎている。

もう呉行きはなしだな。

部屋を出る準備。12:15にフロントからのコール。なるべく早めに出ますのでチェックアウトを遅くしてくださいというと、13時までには出てくださいとのこと。

窓の外を見ると快晴。

快晴の広島市内

13時にチェックアウト。延長料金のことは何も言われなかった。

荷物を預け、広島空港行きのシャトルバスの場所を聞く。時刻表をくれた。夕方はかなりの頻度で出ているようだ。

食欲がわかないので、昼飯は保留。

広島城の大本営跡

タクシーでまずは広島城に向かう。日清戦争時に大本営が広島に一時移転していて、その時の建物の台座がまだ残っていると知り、それを見たかった。

広島城の石垣

これだ。

広島城の大本営跡1

広島城の大本営跡2

広島城の大本営跡3

広島城の大本営跡4

広島は、第五師団司令部が置かれた軍都であると同時に、近くに海軍の呉鎮守府・呉軍港が置かれ、広島市の南部には宇品という良港があった。また、神戸を始発とする山陽鉄道が日清戦争開戦直前の一八九四年六月に広島まで開通した。そのため、山陽鉄道とすでに開通していた東海道線・日本鉄道を使うと、仙台(第二師団所在地)・東京(近衛と第一師団所在地)・名古屋(第三師団所在地)・大阪(第四師団所在地)を経由して、青森から広島までが鉄道で結ばれ、軍隊の輸送が著しく効率化した。この結果、広島は、日清戦争では朝鮮・中国・台湾に向かう軍隊の出征基地となり、戦争の進展とともに東京から大本営が移される。

九月一三日、明治天皇と侍従長・宮相・参謀総長熾仁親王以下の大本営幕僚は、新橋から鉄道で広島に向かい、一五日夕刻一行は広島に到着した。広島大本営は、九月一五日から翌年四月二六日までの七ヵ月余り、広島城内の第五師団司令部に置かれることになる。

引用はともに『日清戦争 近代日本初の対外戦争の実像(中公新書)』(大谷正)。

そして、翌月には、第五師団西練兵場に建設された仮議事堂で第七臨時議会も開催される。七ヵ月余り、広島は「首都」だったのだ。

広島城。原爆ドームから900メートルほどしか離れていない広島城が残っているわけはなく、1958年に鉄筋コンクリート造で復元された城。

広島城

広島城の下見板張

福島正則改易の原因となったといわれる石垣

天守閣には登らず。

それより、元和5年(1619年)の福島正則改易の原因となった石垣が残っているそうだし、吉川積とよばれる毛利氏独自の摘み方の石垣もあるようなので、そちらを見に行こう。

ということで、それらしきものを探しに行ったのだが見つからず。天守閣に戻って、受付の人にヘルプを求む。上にいた学芸員さんを呼んでくれた。

求めていた石垣は、天守の北側。堀と天守の間の通路(腰曲輪)にあった。

腰曲輪を西から東に歩いていくと、石垣の雰囲気が変わる。

石の大きさも大小ばらばらで、表面も凸凹している石垣。

広島城の毛利輝元時代の野面積みの石垣

この木を境に、石の大きさもある程度揃って、表面がツルッとしている石垣に。

広島城の福島正則時代の打ち込みハギの石垣

学芸員さんによれば、毛利輝元時代の「野面積み」から、福島正則時代の「打込ハギ」の変化を物語っているらしい。

そして、これが福島正則が「幕府からの正式な許可無く修繕して、その後武家諸法度違反に問われ、破却した」石垣だそうだ。

福島正則改易の原因となったといわれる石垣1

福島正則改易の原因となったといわれる石垣2

改易に至る事情を『日本歴史叢書 広島藩』(土井作治)から紹介する。

「太田川が氾濫して大洪水」も、昨日見た太田川放水路の川幅の広さを考えると、なるほどと思う。そして、本多正純・・・お前か(笑)

福島正則改易に至る事情

中国軍管区司令部跡

この後、本丸の南に移動。

護国神社の脇に、半地下式の中国軍管区司令部の防空作戦室跡がある。ここに目を向ける人はほとんどいない。第五師団が改組を繰り返して、中国軍管区司令部になった。

中国軍管区司令部

通風口のようなもの。

中国軍管区司令部の通風口

中国軍管区司令部の説明

基町アパート

この後、二の丸を通って、城の外へ。

堀の向こうに高層アパート群が見える。あれが基町アパートだろうか?

広島城から見た基町アパート

歩いて向かう。

高層アパートをバックにした基町小学校。

基町小学校

基町公営住宅案内図。

基町公営住宅案内図

こうの史代の『夕凪の街 桜の国』はここにかつてあった原爆スラムを舞台にしている。

基町ショッピングセンターなるものがあるみたいなので向かう。昨日食べられなかった「八昌」にリトライしたい気持ちもあったのだが、ここで食べるのもいいな、と。

しかし、どの店もシャッターが閉まっているか準備中。

基町ショッピングセンター1

基町ショッピングセンター2

明かりがついている店があると思ったら、広島市基町地域包括支援センターだった。

広島市基町地域包括支援センター

奥まった場所にも店がある。こういう穴場感嫌いじゃない。

基町ショッピングセンター3

営業中のお好み焼き屋もあったが、入らず。

基町ショッピングセンター4

こちらのスーパーは営業していた。

基町ショッピングセンターのスーパー

原爆スラムを解消するためのアパートだったみたいだが、現在は、高齢者率が非常に高いアパートとなっているようだ。

基町の平和湯

基町アパート内に銭湯があることを知っていたので、銭湯に向かうことにした。

あった。平和湯。

基町の平和湯

ただし、オープンは16時から。まだ10分くらいあったので、近くの喫茶店で暖を取ることに。

純喫茶「園」。ホットコーヒー(350円)を注文。

基町の純喫茶「園」の外観

基町の純喫茶「園」のコーヒー

これがスッキリしてて美味しかった。

コーヒーで温まり、かじかんだ手がようやく普通の状態に戻った。

16時30分くらいに銭湯へ。

基町の平和湯の外観

営業大変みたいね。

基町の平和湯の張り紙

タオル2つとシャンプーを購入。505円。

41から42度位のお風呂だった。疲れた足に休息を与える。

番台のおばさんに「この辺のアパートには風呂がついてないアパートもあるの?」と聞いたら、そんなことはないと。狭い風呂がイヤという人が来てくれるとのこと。

ここにタクシーを呼べるか聞いてみたが、無理と言われた。

外に出て、タクシーが拾えそうなところに歩いていく。

昔はサウナもあったのか。どうも閉鎖されてるっぽいね。

基町のサウナ

本川(旧太田川)に沈む夕日。

本川に沈む夕日

タクシーを拾って、ホテルグランヴィア広島に戻る。

広島駅(新幹線口)から広島空港へ

スーツケースを回収して、シャトルバルのチケットを買い、列に並ぶ。17時台は10分間隔くらいで出ている。

幸い、隣がいない座席に座れた。

広島駅(新幹線口)から広島空港行きのシャトルバスの座席

18:30くらいに空港に到着。

特典航空券で取ったANA686便(広島-羽田)の普通席に搭乗

お土産を購入し、カウンターで荷物を預ける。アップグレードポイントがあと8ポイント残っているので、プレミアムクラスにアップグレードしたかったが、空席待ちだった。

隣がいない窓側席に空きがあったので変更してもらった。

ほとんど時間なかったが、「ラウンジもみじ」に入室。

広島空港のラウンジもみじ内部

この椅子はリラックスできていいね。

広島空港のラウンジもみじ内部の椅子

19:30のANA686便(広島-羽田)に搭乗。

Uberで代々木上原の寿司屋へ

羽田空港到着後、Uberでタクシーを呼ぶ。

Uberで配車中

今回の車はトヨタクラウンロイヤル。

Uberのトヨタクラウンロイヤル

代々木上原の「鮨 廣金」さんで最後の晩餐。

広島1泊2日旅行でかかった費用

最後に今回の広島1泊2日旅行でかかった費用をまとめておく。

前回の呉日帰り旅行は16,354円しかかからなかたたが、今回は鮨とキャバクラで結構かかった(汗)

ANA675便/ANA686便はANA特典航空券で手配したので無料。ホテルグランヴィア広島の宿泊費用も楽天ポイントで決済したので、かかったのは延長料金1,000円のみ。

項目 店名 金額
食費 ユアーズ 349円
わいわい 700円
シェ・ヤマライ 430円
鮨処ひと志 26,130円
ポプラ 936円
唐々亭 新天地店 1,290円
純喫茶「園」 350円
宿泊費 ホテルグランヴィア広島延長料金 1,000円
交際費 金の翼 2,160円
ZOO広島 28,510円
美人茶屋 21,380円
交通費 タクシー(自宅→羽田空港) 7,500円
広島空港リムジンバス 1,340円
中田タクシー 1,180円
かもめタクシー 1,830円
広島電鉄宮島線(草津→原爆ドーム前) 170円
広島電鉄(原爆ドーム前→広島駅) 160円
広交タクシー 560円
宝塚タクシー 870円
広島第一交通25 1,670円
薫タクシー 1,100円
三矢タクシー 1,000円
宝塚タクシー 1,030円
広島空港リムジンバス 1,340円
Uber 7,900円
お土産 にしき堂 830円
福屋ショップ 930円
その他 ファミリーマート(マスク) 292円
平和湯 505円
合計 113,442円

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